「ばすくん」ほかバス関連

「ばすくん」は漫画じゃなくて絵本なんですが、まぁカテゴリを新設するほどのこともないので。

ばすくん

ばすくん

今日たまたま書店で見かけた絵本。ストーリーを要約すると「山中に放置されたバスの廃車体が、時の流れるままに自然の中へ取り込まれていく(=朽ち果てていく)」という話。

え? 「それが何で幼児向け絵本になるのか」って? それは読んでのお楽しみ。はっきり言って車の絵は下手なんですが(タイトルページの軽トラの車軸位置とかp5の2ドア車のドア形状とか、あるべき構造を無視したディフォルメがチラホラ)、絵本の絵としてはさすがベテラン(私は知らない人だけど)というべき洗練度。ストーリーのほうはこれがデビューの新人だそうで、今後にちょっと注目したいです。廃車体といえば、知らぬ間にこんな新刊が……。

『棄景V』
著:丸田祥三
出版社: 自由国民社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4426766052/qid=1137419444/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-2418922-2495533

amazonでは扱いがあるのに、はまぞうに登録が無いってのはどういうことか。それはともかく、うーん、3800円はチト高いかな。高い写真集といえば、先日こんな本も買っちゃったし……。

発掘 カラー写真 昭和30年代バス黄金時代 (単行本)

発掘 カラー写真 昭和30年代バス黄金時代 (単行本)

大枚6000円。正直かなり迷ったのだが、古い鉄道車両の写真集や資料は数多く出版されているけど、古いバスの写真集というのはかなり珍しいので、資料用に押さえておくか、と購入(何に使う資料なんだか)。別にバスガールさんが見たかったからではないぞ。書店での見本でほとんど載っていないことは知っていたし、第一……。
バス車掌の時代

バス車掌の時代

昨年の夏、北村くれはさんに萌え狂った勢いで購入したこの本で、リアルなバスガール(バス車掌)の人権蹂躙されまくりの凄惨極まる労働環境を知らされたから、あんまりミーハーな気分にはなりません。