ゾイドジェネシス#22「誓い」

街ひとつ築いていた、ラ・カンのかつての家臣と合流して反ディガルドの旗揚げをする、というお話。世界地図のスケールが明らかになったり(そこにロンが「これは大陸の地図だね」とうさんくさいツッコミを入れたり)、幼女ミィと父親との死別そして約束が語られたり、お姫様姿のミィが披露されたり、いつもながらセイジュウロウが唐突に稽古を始めたり(ちゃんとしゃべれよ・苦笑)、7秒ほど空白の時間(暗黒の時間、か?)があったりと、ストーリーの起伏の少ない地味な回ながらも、見所いっぱいの好編だった。
……なんか毎回同じことを書いてる気がするが、そういう番組だからしょーがない。
あえてツッコミを入れるなら、ラ・カンの演説にいまひとつ説得力が無かったことでしょうか。対視聴者としては合格点なんですが、「今さらディガルドと戦う?」「どうやって?」と納得できない市民もいたのでは? 「リーオの武器を装備した大型ゾイドに乗る有志達」について、一言二言触れてもよかったのでは(しかし、その仲間がそろったのって、あくまで偶然ってことになっているんだよな……まぁ、目を逸らしていれば気がつかない程度のご都合主義だが)。

唐突に始まった「ロン先生のゾイド講座」は、いかにもスポンサーの要請という感じではありますが、出番の少ないゾイドのフォローには良い具合でしょう。どうせなら「アムドライバー」並にバカをやって欲しいところ。

ロン「今回ご紹介するのは「バイオメガラプトル」。ディガルドが誇るバイオゾイドっす!」
ミィ「ビンタビンタビンタビンタビンタあ〜!」
ロン「リーオでできた武器だけがバイオゾイドを倒せるンすよ」
ミィ「ク〜シクシ、ザ〜シザ〜〜シ」

なぜにミィがタフトさんなのかは気にしな〜い気にしな〜い♪