週刊少年ジャンプ#35

アイシールド21 無敵かと思われた鉄馬、遂に出し抜かれる。自殺点を招いたときといい、西部は「有利なときに安全策を選択する→ヒル魔にそこを突かれる」というのが負けパターンですか。実に筋の通った展開ですが、あまりに筋が通り過ぎで可愛げがないぞ(苦笑)。

みえるひと 平たいなあ、いや実にフラットだ(何が?) 閑話休題、実はタイトルのいう「見える人」ってのは、明神ではなくひめのんのことのよう。見えてしまう以上は別世界の人間であってもほっとけない、というのはありがちな善性ですが、少年マンガのヒロインならばこうでなくては。
やられ役のカンテラ法師、「はぜる…はぜる…花火のように…」の決め台詞(?)や「恨みの晴らし方知ってるか」の繰り返しなど、流仙蟲に続いて異形の造形はかなり頑張っていて好印象。

銀魂 珍しく一対一のガチバトル。似蔵が意外にあっさり敗けたのが惜しい。つーかこのエピソード限りのゲストなのか? この負け方では再登場しても惨めなだけだが……。どうでもいいが銀の右腕が斬り落とされる場面、車田正美だったら間違いなく首が落ちていたところだな(笑)。

太臓もて王サーガ だからヒロイヤルシティのほうが良かったのに、と今回またあえて言うのは別に「あいすは幼女司令のほうが良かったのに…」という理由からでは……無い。

魔人探偵脳噛ネウロ こういう「探偵役」サイドだけの後日談というのはちょっと珍しいので面白く読めたが、ほんの顔見せだけで終わったサイの話をちょっと引っ張り過ぎかも。

家庭教師ヒットマンREBORN! 「ハルのそういうよくわからないエネルギー好きよ」……同意。「ハル、まったくわけわかんない」…………同意。

DEATH NOTE 以前にも書いたことだが、ライトたちがデスノート『奪還』を目指す理由が未だにわからない。メロの周囲の人間の死亡時の状況に一言「そばにあるデスノートを使用不能にして死亡」と書き添えれば、それでメロの件は終わりなのに。