山形県の高畠という町に行ってきた。
目的は、この本に紹介されていた「旧山形交通高畠駅」の保存駅舎。また、その近くにある高畠中央通り商店街は「"昭和30年代の記憶"がキーワードの町おこし」を展開、商店街の中に「昭和ミニ資料館」が点在しているとのこと、そちらにも足を延ばした。で、まともな旅行記はいずれ「明日は昨日の為にある」に書くとして、こっちには小ネタをいくつか。
上記のリンク先の地図にも描かれている「昭和灯(トウ)号館」(デンキのオカザキという電器屋さんだ)。駅でもらった商店街のマップによれば、展示品は「昭和30年代のラジオ・テレビ・電蓄」だという。
ああ確かに、古いテレビやラジオや電話機が雑然と並んでいるな。
……いや、ちょっとまて。
中央に鎮座ましましているのは……!
オールインワン思想の!
クリーンコンピューターの!
ザイログ80搭載機の!
M Z − 8 0 だーっ!!
って、どこが昭和30年代やねん。
いやはや、以前にも「懐かしさの混乱」、#2に、「どうも「昔」の度合いがある程度を超えると、どんなモノも出来事も、時系列とは無関係に同程度の「昔」と感じてしまうようだ」なんて書いたけれども、さすがにこれには参りました。