「みえるひと」 やはりというか叙述トリックは無し。「妖怪(とか猿とか)の助力を得た代わりに、娘を嫁に要求される」というオーソドックスな民話がベースなんでしょうか。流仙蟲のデザインはそれなりに面白い。
キャラ造形の面では、深夜バスでひとりでしゃべっていたり、公園で堂々と寝ていたり、造形とかいうレベル以前のところでヒメノが奇人と化していることが気になった。
なんぼ「漫画的表現」とはいえここらへんは改善すべきだろう。
それにしても「また幽霊絡みの現代劇かよ！」という感はぬぐえず、現在の連載のラインナップのアンバランスには疑問を禁じえない。続いて欲しい作品なのだが……。
「NARUTO」 磁石と砂鉄の話を知っているかね？ ある所に磁石が住んでいた。磁石の隣人は砂鉄だった。サテツといっても蹉跌(つまづき)のことじゃあない。砂の鉄のことだ。ある時砂鉄の一人が以下略。
「アイシールド21」 未だ特に攻略法が無いのに、それどころか最後のコマで相変わらず活躍しているのにすっかり影が薄くなっている鉄馬が哀れ。つーか彼絡みのドラマはもう無いのか？
「BLEACH」 月夜の街にそそり立つ異形という絵が怪獣映画っぽくていいですね。物語展開はまたいろいろと不安をかきたてられますが(苦笑)。つーか因縁話一切抜きで黒崎父がグランドフィッシャー倒しちゃダメだろ……。まぁまだ死んでないと思いますが。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」 モブキャラには「あの２人ちょーカワイクね？」といわれているのに、ツナには「やっぱ京子ちゃんカワイイな〜〜」としか思われていないハルに萌え(無理矢理)。
「魔人探偵脳噛ネウロ」 再三描かれてきた「顔半分歪んだ絵」がまさか伏線だったとは(笑)。サイはやはりネウロ同様の魔界からの来訪者のようですが、どう決着をつけるのやら。
