空とぶドラえもん

R/C ドラえもん R/C 空とぶドラえもん

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先日、上野の玩具店ヤマシロヤでチラシを見かけて仰天したブツ。

ドラえもんタケコプターで空を飛ぶ、夢のラジコン。送信機の2つのボタンでローターの回転をコントロールし、簡単な操作でドラえもんを飛ばすことができる。
ドラえもんを平らなところに置き、送信機の前面にあるボタンを押してローターを回転、裏面にあるボタンでパワーアップさせ、ドラえもんを飛ばす。プロペラには二重反転ローターを採用。

どこのカモフが作ったんだ!!とツッコミのひとつも入れたくなる二重反転ローター。タケコプターのもうひとつのツッコミどころであるローター径も、当然ながら機体(ていうか装着者)の投影面積を大きく上回っています。それでも、ブレード形状がしっかり竹とんぼ形だからか、違和感無くタケコプターに見えるのが見事ですな。
しかしこれ、飛ばしてしまうと前後左右どちらを向いているか識別困難で、操作には独特の技術が必要なんでは……と思っていたが、「ファンクション:上昇・下降」とのこと、要らぬ心配だったようだ。
ところで、タケコプターといえば新城カズマこと我らがグランドマスター柳川房彦がかつて「Theスーパーファミコン」誌で連載していたコラムを思い出す。タケコプターその他ドラえもんの秘密道具について疑問点を抽出し、考察し、きっちりと相応の結論を出すというイカした記事だった(まぁ俗世の連中には、疑問点抽出の段階で思考を停止させ、鬼の首を取ったかのようにはしゃぎまくる柳田理科雄のほうがウケるわけだが……)。この記事、どこかでまた読めないものだろうか? 『サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)』p192〜193で言及している「ビフ・ダネン人権救済委員会」も、初出は確かこのコラムだったと記憶しているのだが……。