週刊少年ジャンプ#28

ONE PIECE
サンジがこれまで一切使わなかった包丁技を使うに至る描写は面白いけれど、一流コックなら「調理」中のタバコは控えなさい。

ボボボーボ・ボーボボ
アニゲボの金田朋子の天然っぷりと子安&小野坂のツッコミが面白すぎる。おかげで園部啓一はワリをくったような。

DEATH NOTE
プラモの神様ごめんなさい(N・藤原啓治)。それはさておき、「メロの暗躍は続く…!!」というより、かかる事態を想定できずにノートを渡してしまった夜神パパのバカっぷりが一際目立つ展開に……。

ギャグマンガ日和
アニメ版しか知らないが、半分くらいは無茶苦茶面白く、後の半分は「で?」という作品でした。大体そんな感じ。今回掲載分は面白いほう。だけどみんな目が死んでる。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
ハシラの「貶めた」は誤用のような気がするが、本編の腰砕けっぷりに比べたら些細なことだ(苦笑)。
前回、「8人(からムヒョとロージーを除いた6人)の誰がソフィーかわからない」という段階で「この2人は違いますよ〜」と言わんばかりに回想シーンが入ったら、ふつうは逆に「この2人のどちらかこそがソフィー」だと思うよ。その前提で、
「推理1・ソフィーは記憶もコピーできる→いかにもジャンプ的だが都合良すぎでつまらない。ただ、記憶までコピーしたためソフィー自身も自分が誰かわからなくなっている、という展開はアリか」
「推理2・モンタージュの手法による叙述トリック。実はビコは、回想シーンとは全く関係の無いことを言っていた→丹念に読み込んだが、その可能性は低い」
「推理3・ソフィーはビコでもリオでもないが、ビコまたはリオも本人ではない→あの場面を回想できて、かつムヒョたちに敵対している人物、すなわちエンチューが化けている」
などと推理を重ねたのだが……まさかこんな展開とは。トホホ。まぁエンチューの言う「彼女」が、ビコorリオという可能性も大なのだが、だとしたらまた整合性に欠ける展開になりそうだ。つーかどうでもいいや。

こち亀
さだまさしなら聖橋から檸檬を放っていたところだな。
閑話休題、「上野で急行に乗るから…」ぁ? 馬鹿か。今どき上野始発の急行なんてねえよ(夜行1往復と通勤列車のみ)。「すげえ、東京は人とビルばかりじゃ」の台詞もそうだが、一体何十年前の上京・帰郷のイメージだ。クレしんのヒロシだって新幹線で上京してたぞ。大体「取りあえず上野まで」なんて切符の買い方はしない。最初から目的駅までの切符を買うっての。長距離の切符のデザインを調べる手間を惜しんだんだろうな。そのために、ドラマチックにしたかったはずの、聖橋から切符を放るシーンが恐ろしくチープになっている。本来なら10,000円程度の名シーンが130円に。

HUNTER×HUNTER
第三の能力予想はハズレ。これはまた随分と実用的、かつ「脆さ」を巧く設定した能力だと思う。

魔人探偵脳噛ネウロ
新キャラ、あかねちゃん登場。この造形は「手っちゃん」にも匹敵するな。篠原の右目はどういう構造なんだ。前々号センターカラーで次号またセンターカラーとは、やはり人気が安定したきたのか?