週刊少年ジャンプ#23

緊急速報「BLACK CAT」アニメ化 あはははは、制作はGONZOだよ。鼻○マンガを目○制作会社がアニメ化という、傍で嘲うしかない取り合わせだ。この取り合わせの妙は「MAR」と武上純希大先生に匹敵するな。

DEATH NOTE 読者には完全にネタバレしたうえでの、劇中の人物が劇中の人物を嵌めるミスディレクションはどこか奇妙ながらも、やはり読み応えがある。ただ、傍らにLがいた頃のドキドキはまだまだ欠けるな。

ONE PIECE フランキーに会ったときのサンジの反応が、期待どおりというか「ごもっとも」。ルフィたちの追跡手段はもう少し趣向を凝らすかと思ったが、割とふつうに海列車だな。つーか機関車だけで走ればいいものを。

BLEACH ソウルソサエティの主要キャラが集結。しかし、藍染の生存が判明してからこっち、一言も台詞の無かった隊長格が何人かいる気がしますが……。やっぱり裏切りますか?

アイシールド21 ヒル魔の逆ブラフには読んでるこっちも騙された。ただ「枯れたフリ〜」のやり取りが、結果的にはキッドを奮起させたかのような描写になっており、これはヒル魔の計算違いってことなのか?

ボボボーボ・ボーボボ 今よりによって「スチームボーイ」ネタというのは、それ自体がギャグなのか。それとも単にDVDを買っただけなのか。

「ユート」 どうしても吾川のほうが物語を牽引してしまうのは計算なのか予定外なのか。

新連載陣 なんつーか、またそろいもそろって微妙な作品だなオイ。内水融といえば尻尾の生えたメタル忍者という設定と戦国時代という舞台設定とがそぐわずに可愛い姫に島流しにされたマンガだったか(意図的に記憶を混濁させている)。ちなみに、04年第25号掲載の読切版の感想は以下のとおり。

ジャンプらしからぬ作品。物語構成は出色の出来だが、主人公の行動原理がいまひとつ理解しにくいのが気になる。まぁ、連載になったら追っかけ語られるのだろうが。

「タカヤ」に関しては、「いちご100%の後釜」という位置付けでのスタートも、ラブコメ路線とバトル路線の両張りでいくつもりであろうマイナーチェンジも、まったく予想どおりなので苦笑する。04年第35号掲載の読切版の感想は……。

そろそろラブコメ戦力を強化する必要があるんだろな〜とチト思う。作画は安定してないし設定はパターンどおりですが、ヒロインをまずまず魅力的に描けていて好印象。

切法師」はなあ……。中島諭宇樹はジャンプらしからぬ作風で注目されたのが、だんだんジャンプ的になっていき、それにともなってつまらゲフンゲフンなので……。読切版(04年第39号掲載)の感想もこんな感じ。

うぅむ、新人の中では期待株なのだが……。キクとの戦いになるかと思いきや、木像が動き出す、というあたりの展開はちょっと目を引いた。父の遺志を継いだ人形だからこそ鬼に取り付かれる、という善悪の渾然とした状況などは、もっとヒネリようがあるのではと思うところです。