週刊少年ジャンプ#20

再開 DEATH NOTE 4年後に舞台を移し、ようやく連載再開。状況やキャラ配置は事前に知らされてましたから、さしたる驚きは無し。ただ、いくらLは既に殺害済とはいえ、また「死神の目」に利用価値があるとはいえ、ミサを生かしているのがちょっと腑に落ちない。
第2部はライトが「ボスキャラ」としてあまりに強すぎるために、メロとネアとの「対戦プレイ」が中心になるのでしょうか。足の引っ張り合いというのはすっきり楽しめそうにないのですが……ちょっと不安。
BLEACH おお……。どんな作品であれ(コラ)、長編となった連載漫画の様々な伏線が、一点に収斂されるのを見るのはさすがに気持ちいい。ずいぶんとご丁寧に説明してくれるものだな藍染、なんて言わないですよ? ただ、これだとグランドフィッシャーたちホロウの重要キャラの位置付けが相対的にかなり低くなるのですが……。
アイシールド21 うーむ、何もここまで念入りにムサシ参戦のお膳立てをしなくても。さすがにくどく感じてしまう。
家庭教師ヒットマンREBORN! んー、「嘆き弾」といういまひとつ振るわないアイデアを、「既存のキャラの誰と組み合わせたら面白くなるだろう?」という試行錯誤は悪かないが……。作品内ルールを超越するキャラというのも悪かないが……。結局、「嘆きを聞かせて同情を買う」というルール自体があまりに無理がありすぎて「なにこれ?」で終わってしまっている。
こち亀 「これがゆとり教育です」に不覚にも笑う。見直しが必要になるのももっともだ(笑)。
HUNTER×HUNTER こういうキャラで「違うカタチで会えてたら…」をやってしまうのは、やはり冨樫一流のイヤミなんだろうな。で、まだつづくのキルアのピンチ? そろそろ別のキャラの動向が見たいんですが。
「ユート」 あまりにも予想どおり(苦笑)。ただ「幸いまだスラップを履いてないし…。それほどロングに未練も残るまい」という、スタート時からのキーワードを踏まえての「腹づもり」の描き方にはさすがとうならされる。でもなぁ……。ジャンプの大多数の読者ってのはそういう面白さがわからないからねぇ……。掲載位置がまだまだヤバ目です。
武装錬金 ジャンプの予告で「次号、クライマックス!!」といえば打ち切りの意味ですからね……。それはさておき今回はどかっと設定説明編。しかし、こういう二者択一を迫られたら迷わず自分以外を救うのがカズキというキャラクターなので、正直あんまり「決断を要す」という感じがしない。むしろ、残り1(+1?)話でヴィクトリアのホムンクルス化の理由と蝶々仮面の去就を描けるのかのほうが気がかり。