レジェンズ最終回

1月からこっち、終盤の展開がもうグタグタのグテグテで、最終回も醒めた目で見ていたのですが、最後の最後「空色の指先」に乗せてこれまでの名シーンを見せるエンディングで、つい泣いてしまった。締め方が良いと、それだけで作品全体の評価まで変わるなあ。
ふり返れば、序盤からず〜っと引っ張ってきたランシーンの正体が遂に明かされ、シロンと融合したことをクライマックスにしなかったことが、構成上の最大の問題ではなかったかと。まさか事態がさらに悪化するとは(苦笑)。ただ、オープニングとの不整合(タイトルにかかる「甦る竜王」がシロンとグリードであることを示唆しつつ、それとは別に四大竜王が登場してしまった)や、常識では考えられない「6マスもどる」(結局甦ってない竜王伝説)などから考えるに、終盤のグタグタの背景にはスポンサーの要請など相応の事情があったものと思います。それを感じさせないのがプロだろう、と言われりゃそのとおりですけどね。