というわけで行ってきた。名古屋鉄道・河和駅からバスに乗り、とりあえず「」を目指す。「知多バス豊浜線・師崎線古布下車徒歩３分」とのことだから、古布停留所で降りて海に向かえばそれらしいものに出くわすだろうと思ったのだが……。なかなかそれらしいものがない。人気のない、これといって見るものもない堤防の上に一人立ち、あらぬ方向をきょろきょろと見やる姿は、傍目には立派な不審者だ。
（このあたり→）http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.45.13.106&el=136.55.50.923&la=1&sc=3&skey=%C8%FE%C9%CD%C4%AE%B8%C5%C9%DB&CE.x=231&CE.y=218
と、そこに軽自動車が近寄ってくる！ 通り過ぎるかと思いきや、近くに車を止めて、中年男性がこちらへと近づいてくる！！ こういう場合はこちらから先に声を書けたほうが良い。幸い、上記「知多の郷土史」のハードコピーを持っていたので、それを見せながら
「あの〜すいません、これはどこなんでしょうか？」
と、そのおじさんが答えて曰く
「いやぁ僕もね、それ探しているんだけど見つからなくて」
ひょっとして人気スポットですか河和基地跡！？
ともかくも「美浜にあるっていうからここから南だってことはないね、南知多に入っちゃうから」というおじさんのアドバイスに「合併後だったら分からなくなってましたね」などと余計なことをいわずに従って、北へと向かう。
で、なんとかたどりついたのがここ。
上記ＵＲＬの写真と照合すれば、まあここでいいのだろうとは思いますが、ぶっちゃけた話、漁船を上げ下ろしする港湾施設とまるで見分けがつきません。これ見て往時を偲べというのは、ちょっと無理ではないかと……。ただ、この写真の左手、地図で見るに都築紡績の敷地内と思しき場所で集合住宅の解体工事が行われており、その過程でなにかまた遺構が掘り起こされるかもしれません。まぁ、何が出てこようと見なかったフリをして工事を進めそうな気がしますがね。南セントレアという地名から想像するに、古いものをないがしろにする土地柄でしょうから。
で、ついでに行ってみた。
中部国際空港（セントレア）。開港前の国際空港を見る機会なんて、おそらく今後二度とないだろう。とはいえ、まさかあれほど見物人がいようとは。まったく、暇な連中ばかりだな（←はいここツッコミ待ち）
