Yes! プリキュア5 GoGo!#11

「華麗に変身!ミルキィローズ!」
ホントに「悲惨に退場!スコルプさん」だったので吹いた。シロップとの過去の因縁も放ったらかしで、予想どおりとはいえ、何かひと言ふた言交わしてくれよと思う。青きバラの力による消滅はイコール死亡なのか、それともあれは「邪悪な力を包み込」んで浄化する技で、スコルプさんは真人間に生まれ変わって新たな人生を送れたりするのだろうか?
それにしても前回登場の「謎の少女」について、のぞみ以外のプリキュア4人とシロップ及びスコルプさんが「味方だとは限らない」「エターナル側に付いているかもしれない」などと必死になって「敵か味方かわからない謎の人物」を演出するのが滑稽だった。
そういえば大胆不敵♪なエターナルの館長がついに本編にも登場したが、あれ? なんか仮面とヅラ(?)被ってますよ? これもオープニングでは(半ばシルエットとはいえ)素顔がバレバレなのに、どんな扱いになるのだろう。つか別人?

青いバラは秘密の印

「世界初、青いバラ
この奇跡の一輪を発売直前に、まずあなたへプレゼント」
http://www.suntory.co.jp/beer/premium/hana/

ここでザ・プレミアム・モルツは遺伝子組み換え材料を使用していません。」と謳っていたら面白かったな。実際、使っていないはずだけど。
いずれにせよ、大多数の一般消費者は「青いバラを生んだバイオテクノロジーは、本来は何のために研究しているものか」を容易に想像できるはず。今後サントリーは自社の製品について「遺伝子組み換え材料を使用していません」の売り文句は使いにくくなるのは必至 (たとえ使っていなくとも)。これは実は、ちょっとした賭けなのかもしれない。
どこまでの戦略があるプレゼント・キャンペーンかは知れないが、うまくいけば企業イメージのみならず、遺伝子組み換えに対するイメージの向上まで果たせるのではないか? 青いバラの力は「遺伝子組み換えは邪悪だ」という先入観まで浄化するのかもしれない。

なお、蛇足ながら遺伝子組み換え食品の危険性に対する個人的なスタンスを付記すると、「古くは『コーラは骨を溶かす』『電子レンジの電磁波はがんを引き起こす』、最近では『中国産の割り箸は漂白剤まみれで危険』というのと同列」。遺伝子組み換えには確かに未知の領域があるが、だからといって食品として摂取した場合に、何らかの疾患の原因になったり、発がん性物質ないしプロモーターの役目を果たす可能性がどれくらいかといえば、「ゼロでは無い」程度と見ている。

ゲゲゲの鬼太郎

ねずみ男(声:高木渉)と白山坊(声:大塚周夫)が結託して新商売の算段をする…なんて場面は、声だけだとまるでねずみ男同士の会話のようだ。
前回は怪奇色が強く (ていうか、昔話の定型が「電王」経由で鬼太郎に戻ってきた、てな感じのプロットなのがちと気になった・笑)、ねずみ男の下品な攻撃も含めてやや原作寄りのムードだったが、今回はスチャラカ基調の明るいムード。まぁ今の第5期はこっちの路線が基本でいいような気もする。だからこそ「墓場の鬼太郎」との並立なんて離れ業もできたようなもんだし。
それにしても、「ゲゲゲ」は当然であるかのように2年目に入り、「墓場」も好評。実写映画も2作目の公開を控えている、なんて状況をみると「鬼太郎」タイトルの底力って意外にすごいんだなぁと今さら感心する。

絶対可憐チルドレン

第1話はバッチリ見逃したので初視聴。まだ物語の導入部ということもあってか、巷の評判どおり普通のアニメだった。気がかりなのはその普通さ加減で、この先「普通の人々」(及び心情的にそれに味方する名も無き一般市民たち)のえげつなさをどこまで描けるのかと心配だ。まぁ、それ無しでは成り立たない話だから、それなりにやってくれると思いたいが……。
たとえ兵部の出番を早めたとしても、マグニートーに対してケリー上院議員がいなけりゃ「X-MEN」は成立しない道理だし。