ゲゲゲの鬼太郎

ねずみ男(声:高木渉)と白山坊(声:大塚周夫)が結託して新商売の算段をする…なんて場面は、声だけだとまるでねずみ男同士の会話のようだ。
前回は怪奇色が強く (ていうか、昔話の定型が「電王」経由で鬼太郎に戻ってきた、てな感じのプロットなのがちと気になった・笑)、ねずみ男の下品な攻撃も含めてやや原作寄りのムードだったが、今回はスチャラカ基調の明るいムード。まぁ今の第5期はこっちの路線が基本でいいような気もする。だからこそ「墓場の鬼太郎」との並立なんて離れ業もできたようなもんだし。
それにしても、「ゲゲゲ」は当然であるかのように2年目に入り、「墓場」も好評。実写映画も2作目の公開を控えている、なんて状況をみると「鬼太郎」タイトルの底力って意外にすごいんだなぁと今さら感心する。