最近観たTV番組

 
ガンダムビルドファイターズトライ#10
毎週これでいいと思うよ。いやマジで。

番外編というかぶっちゃけキワモノ回であるにもかかわらず、キット選びから始まるプラモづくりの描写(屋外にスプレーブースを持ち出して缶スプレーで塗装する描写が「真面目な初心者」らしくて特に良し)、水中を進んで近道という元の設定を十二分に生かした試合運び、まるで自我に目覚めたかのようなガンプラの自己犠牲、そして最後は小さな機体で邪な敵を討つカタルシス……等々、基本に忠実な面白さがあふれていた。

そして決定的なのは、今回は3対3でなかった(苦笑)。一言でこう書くとただの嫌味のようだけどさ、対戦相手はステレオタイプなチャラ男にして説明を省き、背景のドラマも描かず、チャラ男以外の対戦相手もいないも同然。その分、ミライの描写に時間を割いてキャラクターの掘り下げに成功している。何度となく書いているけど、30分1話完結で3対3の試合を書くのは無理なんだって。今回くらいがちょうどいいんだよ。

シリーズの本筋と関係ない、こういう回のほうが充実しているというのはどうなんだろうねえ。

それにしても恐るべきは次元覇王流。金的もアリなのか……というのはさておき、冒頭でスガが次元覇王流を知っている理由を明かさず、最後にガンプラ学園関係者がそのスガの話をしていたというのは、「次元覇王流とガンプラ学園との間には関係がある」と取っていいのだろうか? いやその、並のアニメであれば「登場人物による直接の言及は無いが、構成によって両者を関連付けている」と半ば確信できるんだけど、その…、ね?
 
Hi☆sCoool! セハガール#10
知的ぽんこつメガドラと純真腹黒ドリキャスの間に埋もれているサターンがだんだん可哀想になってきた。ていうか前回今回とメガドラさんが飛び抜けて目立っている気がするが、まあいいか可愛いから。
http://dengekionline.com/elem/000/000/967/967631/
「第10話の展開があるから、最終回が余計に泣けるんですよ」を先に読んでいたのだが、んー、卒業&別離みたいなふつうの最終回しか思い浮かばないな。
 
アニマル横町
最終回まで行ってまた第1話から始まると(ディズニーチャンネルにはよくある放映パターン)、あみちんのテンションというか演技力の差に変な笑いがわいてくる。1年でずいぶん成長したよな中の人(江里夏)。今は「ジュエルペット」シリーズのチターナ以外には目立った活動は無いようですが。