歯医者の風景

6月からまた歯医者に通っていたが、それも来週で終わる予定。

それにしても、どこかに「歯医者の風景」の変遷史とかまとめられてないかね。関連機器メーカーとかのカタログとか社史とかを当たればいいのかな。

いやほら、昔はCDをおでこに当てて「歯医者さん」とかやったけど、今はアレ付けてる歯医者なんて多分いないし。

昔は台の隅で炎がチロチロ燃えていて、何だかちょっと不思議で好きだったんだがあれもいつの間にかなくなっていた。だいぶ前の話だけどね。

マテリアルでいうと、昔は「詰めた部分が完全に硬まるまで30分は飲食を控えてください」と言われたもんだが今はそれが無い。多分光硬化セメントが普及したからだろう。

その一方、私が世田谷に住んでいた頃だからもう10年以上も前、CCDカメラと液晶ディスプレイ使って患者に自身の口の中の様子を見せる歯医者がいたのだが、あれは広まっていない模様。まさかお手製とは思えず、プロ向け専売なりに市販されている(いた)機器だと思うけど、なんだろう、ウケなかったのか?

歯医者の風景ってそれなりに馴染みがあるけれど、とはいえずーっとかかり続けているわけでないから、何か変わっても「あれ? 前来た時はこんなんだったっけ?」程度で、何がどう変わったかは把握しにくい気がするよ。