最近観たTV番組

「探検ドリランド 1000年の真宝」
レナスがあっさり味方に。「わらわの目が節穴だったようじゃ」って、ディオルのたくらみを解っていて泳がせてたんじゃないのかよ。すまぬじゃすまないだろこれ。

一方でデスメノスのほうは、入浴中にもドリ魔界の今後を思案。天界よりも魔界の支配者のほうが思慮深いってのはどうなのよ。ヘルメレクの叛意も見抜いていたようだし……って、なんかあっさりやられたー!? まー、なんとかなっていそうだけど。

ヘルメレクは単純に下克上を目指しているだけのようだけど、ディオルのほうは「真意は明言されているのに何を言ってるのかわからない」という色々とアレなキャラになった。一部では「いつもの石田彰」と言われているようだけど。あまりにも面倒くさ過ぎて、ここまでくると逆にただブッ倒すだけで解決でいいやって気がする。

今週もまだシャッキは宮本佳那子。ここまでくるとひょっとして、休養というのは仕事を増やさないという意味であって、既存のレギュラーの「ドリランド」には最後まで出演してくれるのではと思ってしまう。……とかいうと次回から代役になりそうだけど。どちらにしても、理由が体調不良なのだからあまり無理しないで欲しいものだ。
 
聖闘士星矢Ω
土星を背景に城が浮かぶ、という絵をやりたいがためにクロノスでなくサターンにしたんだろうな。でもこれ、一年前にやった火星接近〜火星に新天地を〜という話の焼き直しというか、去年のほうが絵的なハッタリが効いていた気がするぞ。
 
「烈車戦隊トッキュウジャー」
ああ、主人公側のデザインがださシンプルで敵側が複雑カッコいいのは、作品テーマっつーか方向性含みだねこれ。

怪人のほうはかなりえげつなく、笑いを誘うような作戦はしないガチの悪者で、しかもやり口がいちいち陰湿で面倒くさく手間をかけている。子供を泣かすのが目的なのに誘拐して何処とも知れない場所へ運ぼうとする、自ら手を下すのではなく住人同士に決闘を強制する、不気味な歌を口ずさみながら棺桶を引きずってくる……といった調子。対するトッキュウジャーはアホアホなムードで、しかも一同を牽引するのは1号の超シンプル思考。複雑なネガティブ心理(敵側の描写のみならず前回今回の4号5号の悩みも含む)と単純なイマジネーションとの対照が物語の肝で、デザインにもそれが反映されているのだろう。

しかしバランスは少々危うい、というかアホアホなムードに作品の印象を引っ張られがちで、この先どこまでやれるのか、そして落着点は見つけられるのかという感じ。

鉄道ネタが本筋からも小ネタでも影を潜めてきたのは予想通り。今回のロケ地はいろんなCMでおなじみ小湊鉄道の海士有木(なぜこんなのに限って一発で変換できるんだポメラ!? 念のため「あまありき」と読む&入力、それを「海士有木」でなく「海士」+「有木」で一発変換)だった。



ちょっとググったら海士有木でなく上総鶴舞らしい。駅舎の形はほぼ同じなんだけど、海士有木は入り口横にドンと自販機が置いてあるから撮影にはちょっと使いにくいみたいね。