えーと。表紙のみなさんは一体どなた様ですか?
- 作者: 安永航一郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: コミック
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復刻されるという話を聞いたときは、サイズを大きくしてページ数を増やして単価を上げて巻数は減らす、というパターンを想像していたのですが、何故かサイズは通常の少年サンデーコミックスと同じ。ページ数も目立って多いわけでなく、値段は457円+消費税。逆に、特別扱いされている感じです。
読み進める途中で、「あれ? これ本当に完全復刻?」と引っかかるところがあったのですが、そういえば元の単行本から飛ばされている話がありました。2巻以降に収められたからそこらへん記憶が薄らいでるな。p142にいきなり食通がいたり、p150であき子が「やっぱり男は筋肉質!!」と言っていたり、不自然な部分が生じているのですがどうしてその二話(食通登場回、まっする日本登場回)を飛ばしたんだか。
「描き下ろし新作」は、絵柄は変わったなりに可愛げはあるし、ノリもまぁいつもの安永航一郎でオカシいんですが……。これ、描き下ろしっていうか未発表原稿じゃね?という気が。アップの顔に集中線で「強いられちゃうぜっ」とか「御神木を薬で枯らして売り飛ばす」とか、ネタが全体的に2年くらい古い。
はじマン 1 チャレンジ! はじめてのマンガ (ジャンプコミックス)
- 作者: ほったゆみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: コミック
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ほったゆみが用意した脚本を、マンガを描いたことのないアマチュアがコママンガに割る、という「コマ割」チャレンジマンガ。ひとつの脚本から実に多種多様なコマ割が生まれることに驚かされます。あまり絵が巧くない、というかほとんど記号しか描けない人の作品でもコマ割のセンスは目が引く、というケースも少なくない。
ちなみに私はこれの逆……、逆とはちょっと違いますが、「コマ割されたマンガを一枚絵の連続にする」という作業を何度かやっています。単行本化の見込みの無い作品をただスキャンするだけでは飽きたらず、PC上のスライドショーで見られるように、トリミングしてサイズを調整したんですな。これが予想以上に面白く、カメラワークとか、読者の視線をどう誘導するかとか、マンガの技法が色々と見えてきました。単純に切り取るだけでなく、三段ヌキのコマなどは「上半分」「下半分」「全体」の3枚に分割するといった小細工もしたりして、作業も存外楽しいものです(つってもまぁ、やっぱりめんどくさいので最近はスキャンしてほったらかしですが)。
アオイホノオ (11) (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/12
- メディア: コミック
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 作者: ハノカゲ,Magica Quartet
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2013/12/12
- メディア: コミック
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