最近見たTV番組

ミス・モノクローム
3話の宇宙人の台詞、「数億年ぶりの人間狩り」が実は伏線とか予想外過ぎるぜヒャッハー! サブタイトルの「VENGEANCE」は単色嬢の宇宙人に対する仇討ちだったんだぜヒャッハー…ってそんなのわかるかっ!!

ただこういう展開になると、「中世か近世の農夫が何故か電池を持っている」というナンセンスにまで理に適った説明が必要になるような……。

電池を入れると単色嬢が現れる描写からして、ひょっとしてあの充電器のほうが本体で、単色嬢は質量のあるホログラムか何かなんだろうか?
 
「ロボカー ポリー」
ああっ、ロイが消防車らしく放水した!! 番組開始以来たぶん初めてだ。放水ノズルの切り替えも今回のために設定を起こしたのだろうか? これでもう「消防車じゃなくてクレーン車でよかったんじゃね?」と言われることは無いだろう。まぁ火事の話なんてそうそうできないし、それ以外の状況で消防車としての活躍なんてまず無いし(今回はハチを追い払ったり、ハチミツを流したりするのに放水したわけだけど)、これが最初で最後かもしれないけど。

話のほうは「ハチの巣は絶対むやみにさわっちゃダメだよ。きみもおうちにいるときじゃまされたらいやだろう? ハチもいっしょだよ」「それと、ハチが近くに来たら動かないでじっとしてるんだ」「楽しく遊ぶのもいいけど安全が一番よ」…という恐ろしく教育的な話だった。毒の無い子供向けというのも週1本15分くらいならいいもんだ。
 
「探検ドリランド 1000年の魔宝」
♪ハニハニ ハニワ ハニハニワ〜♪ 予告である程度予想していたが、とんでもないカオス回だった。とりあえず脚本の伊藤睦美と演出の土田豊の名を覚えておこう。確認したらやっぱり「混沌の子 目覚める」の回も土田豊演出だった。

♪わわわわー わわわわー は・に・わ〜♪ なので、あらゆる世界のハニワ情報を網羅しているはずのハルカが何故生きたハニワのことを知らなかったんだ? とか言ってはいけない(知らなかったわけでもないようだけど)。

銅鐸型ハニワにもウマ型ハニワにもそっくりなセアドの奥さんとか、「あなたのような悪者に名乗る名はないのよ!」「じゃあ金髪ヘソ娘と呼ぶタイ!!」とか、仰々しく登場してただ震えてるだけのキングモンスターとか、「おぬしらの目は節穴か!?」「節穴ですが何か?」(ハニワ)とか、なんか色々飛ばし過ぎだよ。そして「ドリルな世界」でも「ゴードさまも光になってからはずーっとキラキラしてるだけでしたよ?」ってそれは禁句だ!

だがそんな本編以上に……いや、本編との合わせ技で強烈なインパクトがあったのが次回予告だった。こんだけやらかして次回でもう退場かよハルカ!

そして予告にも回想としても全く登場しなかったナガレさん……。ひょっとして何かドリ魔界には行けない事情があったのかも?
 
聖闘士星矢Ω
一級のクロノテクターは黄金聖衣3体分、という設定の具体的な描写がバカバカしいほどわかり易くて、ここまでくると逆に素晴らしい。実は3体分をかたどっているだけでした、というオチをつける余地もあるし。とはいえさすがに1話では倒せず、決着は次回送りに。瞬のピンチに兄さんが颯爽と登場、というパターンが懐かしい。

それにしてもなんでこう一輝絡みの次回予告はノリノリなのか。だがこれを銀河万丈の声で再生して欲しい。

フェニックスの男よ、戦いの果てに安らぎは訪れるのか。男は答える、「否。闘争こそ本性、煉獄こそ故郷」。紅蓮の炎で身体を冷やし不死鳥は歩む、修羅の道を。次回『一輝』 不死鳥は炎を浴びて蘇る。

サブタイトルをちょっと変えるともう「ボトムズ」だ。締めの一言が無いのが惜しい(上では不死鳥つながりで「脱出」の予告から付け足した)。