2020年の挑戦

2020年オリンピックの東京開催が決まったときに「無駄に生き永らえてる年寄りが若い健康な肉体を集めるのか。まさしく2020年の挑戦だな」というネタを思いついたのだが、肝心のケムール人のソフビ人形がどこへ行っても売り切れていたのであった。

ウルトラ怪獣シリーズ 09 ケムール人

ウルトラ怪獣シリーズ 09 ケムール人

旧来のソフビ人形・ウルトラ怪獣シリーズを絶版にし、サイズダウン&値下げで6月に仕切りなおした「ウルトラ怪獣500」シリーズ。旧シリーズに比べてふた回りほど小さくなっただけでなく塗装も大幅に簡略化するなど、かなり露骨にコストダウンを図った商品だ。だが造形自体は悪くなく、定価525円は妥当だろう。これが540円になると購入は躊躇されるがな!
それより問題は、売り切れたものの再生産・再出荷が無いこと。メーカーとしては「定番商品」と位置付け、全商品がいつでも店に並んでいる状態にしたいと思われるが、今はラインナップの拡充を図る時期のため新製品が優先。このケムール人やキングパンドンなどはほとんどの店で早々に売り切れてしまい、入手しづらくなっている。

しかし店によってはまだ売れ残っている、というわけで先日ちょっと桶川まで出かけた際に立ち寄った玩具店で購入。
頭頂部の突起物の短さが気になるものの、ケムール人の雰囲気がよく再現されている。

前と後ろ。うまく写らなかったが、背面側の第三の目も白目・黒目がきちんと塗装されている。ただし背中の毛はモールドだけで塗装されていない。

可動箇所は左右の肩(腕の付け根)と腰というか腹というかの三箇所。はっきり言って少ないがソフビ人形はこういうものだ。ケムール人は走っている風のポーズが取れるだけで十分。