最近見たTV番組

ドキドキ!プリキュア
謎の人物の正体が判明したら、フツーはこう「そうだったのかー!」という納得感があるものですが、なんというかこれは「そうだったのかぁ?」という感じ。謎が何一つ明らかにならず、逆に増えてしまった。
設定関連の山ほどのツッコミどころにはこの際目をつぶるとしても、キャラクター設計はこれでいいのかと思ってしまう。小学生のほうが正体では言い訳の余地無く「年上相手に説教垂れる小生意気な礼儀知らずのクソガキ」で、どうにも好感の持ちようが無い。「年上相手でも物怖じしない、対等にふるまえる」ならともかく、これではメインターゲットの幼女層にとってもキャラがつかみづらいのでは……。定番設定でいえば「早くに両親を亡くしたため、祖母によってしっかり者に育てられた」てな感じの過去がありそうなところですが、そういうのは立花が既にいるからねえ(死んではいませんが)。
 
宇宙戦艦ヤマト2199
「意外と元帥閣下もお甘いようで…」とは言わないもののゲールがあっと驚く大活躍。即座に射殺してその後どうするつもりだったの? と思わなくも無いけれど、波動砲発射後の撤退の指示も素早く妥当で、しぶとく生き残りそうな感じになってきた。
結局、名のある将校の中ではゼーリックひとりが反乱側で、それとは全く別に市民レベルでの反乱分子が暴れている、という感じなんですかね(ヘルダー中佐はゼーリック協力の嫌疑かそれとも別件?)。となるとドメルの奥方はえらく間の悪い人なんだなぁ。ゼーリックシンパにはめられた感じでもなかったし。
観艦式という、戦闘向きで無い艦配置に対して正面突破をかけるというのは、ヤマト単艦で大艦隊と渡り合うのに妥当な作戦ではありますが、それより気になるのがガミラス軍。「こんな密集したところで発砲させるなよ!」という台詞以前からバカスカ撃ちまくり、ドカスカ同士討ちしてるんですが……。大丈夫なのかこいつら? と心配になってしまう。
などとツッコミどころはありますが、戦闘はまず見応えがあったし、ガミラスの主力艦隊がもうヤマトに追いつけないという展開も巧妙でした。
後半(第19話)の航空戦は接敵前に終わってしまいましたが、全機発進ということでこれも激しい総力戦になりそう。……なのに戦術長の古代は艦に残ってるのね。人員配置としては妥当だけど、それでいいのか主人公。
その他気になったところを箇条書き。
・レーダーその他のセンサーは役立たずなのに肉眼(可視光?)で敵艦が視認できる…って一体どういう場所なんだ亜空間。
・沖田艦長の懐中時計は商品化して欲しいな。サイズはあのままだと大き過ぎで使いにくそうだけど。
・「何か言い残すことはあるかね、ゼー…」の「ゼー」を若本風に言うお茶目なデスラー
・三段空母、甲板が三段あってそのうえアングルドデッキってえらい欲張りだな。どういう使い分けなんだか。
・伊東2カットだけ登場。生きていたのか、というか生かしておいてどうするんだ? 伊東総受け……それもアリといえばアリだな。
・「全艦、第一種受付体制!受け〜付け〜 はじめ!」 なんでも電話に出るのも沖田艦長だったそうで、かけてみればよかったな。
 
レッドマン
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94話から突然連続物になって驚いた。ストーリーが無いのに連続物。94話「レッドキラーと戦う。倒す。グドン出現」95話「グドンと戦う。倒す。ゴモラ出現」96話「ゴモラと戦う。倒す。コダイゴン出現」……やっぱりストーリーが無いままだった。ぬいぐるみが無いためコダイゴンが倒れるとちゃっかりグドンが復活したりする。そんな連続物も第100話で終わってまた1話完結に。何だったんだろうこれは。
 
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
私に足りなかったのはキャラ設定だ! とキャラ表をバックに言い出すメタい展開。そのうち自分の設定は喪女だと気付き、ていうか設定レベルで宿命的に喪女だと気付いて、次元の壁を越えて原作者を襲いかねないな。でも、物語外の世界に飛び出た段階で、視聴者and読者には自分はモテモテなんだと気付いてハッピーエンド、と(そんな展開ありません)。
 
佐藤順一作品最新作 全力愚少女!!」
マロリ脚本かよ〜っ! とほ〜。カウントダウンに付き合って挙げ句この名を見せられて、脱力感というかガックリ感がハンパ無い。まぁ見なくて済むという以前にOVAでは見られないからいいけどさ。
あ、たまゆら〜もあぐれっしぶ〜は今回もぽって(今回は主に楓ちゃん)が可愛かったです。ていうかまた旅行に行きたくなるなー。
呉線というと、

廃線にして未成線のトンネルは有名ですが、

「呉陸橋国鉄愛の公園」はまだ残っているのだろうか…(2007年12月撮影)。

ちなみに呉陸橋の下には何故か卓球場。「思いつきで行ったその先で楽しいことを見つける」ことにかけては私も人後に落ちないぞ(対抗してどうする)。