最近見たTV番組

3月まではバカみたいにアニメを見てたけど、今クールは控えめに。
2012年第4クールの「ガルパン」を3話まで視て切ったらその後なにやら巷の評判がよろしくて。まぁ、話の概要聞いた感じでは後から追いかけて見るほどでもないかと思うけど、ミリタリープラモ方面が潤うのをリアルタイムで実感できなかったのが少々悔しく思われました。
なもんだから、2013年第1クールについては「第1話を見た作品は最後まで切らずに見届ける」を目標にしていたのです。でも、それで身があるかといったら中々微妙だったので、今クールは見直そう、というか見るのを控えようと、だいたいそんな感じ。「進撃の巨人」とか、見ればたぶん面白いんだろうけどね。
 
あいうら
オープニングにジョブズっぽい人が出てくる理由は、iMaciPodiPhoneiPad ときてiUra という説を提唱する。じゃあ何故カニなんだ? という疑問に「だってアップルもどきといえばケガニでしょ?」と当然の如く答えられる人は多分年寄り。私はよく知りませんよ?
ざっとググって、さすがに言及している人は少ないな〜と思ったら作っていた本人のブログがヒットしていて驚く。「小生率いるパックスエレクトロニカのケガニ、はAppleIIの機能を強化したものだったので
話とかキャラに関しては特筆することはないけど、ともかくも背景美術が美しいので視聴継続。
 
非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」
2話見てから1話を見直すと、オープニングはマジで撮影が間に合わなかったんじゃないかという気がしてくる。今シリーズは「八手三郎によって途中から無理矢理書き直された過去からの続編」という趣向で、だけど書き直しが無理過ぎたから一部はあんな風になっちゃってますって演出なんだよね? 
でも、書き換えられた回想でイタッシャーロボが露骨にミニチュアなのは、ていうか市販の玩具そのまんまなのは、演出であると同時に実際の話CGモデルを新規で動かす予算が無かったんだろう。そしてマニアには「リボルバーマンモスとかこんな感じだったよね」と思い出させる効果がある、と。この、様々なレベルで虚々実々入り乱れている感じが実にたまらない。
ただ、前作の終盤から厄介なところに足を踏み入れて、きっちり一切リセットすりゃいいものを色々と引きずっているから、少々複雑というか、入りづらいムードなのは気になるところ。
(元)宇都宮市民にはどこで撮っているか一目でバレバレだから、キバレンジャーが登場してカメラが引いて平和観音、という画づくりには何も驚きが無かったぞ(笑)。
 
聖闘士星矢Ω
あれ? キャラクター増やし過ぎで収拾が付かなくなった感じのオープニングは前回限り? こっちはマジでオープニングの製作が間に合わなかったのか? でもあれ本編映像の流用でもなかった気がするけど。
 
「獣電戦隊キョウリュウジャー
五人が変身ダンスのステップを踏む後ろで棒立ちのトリンが気になってしょうがない。しかも二度。剣を抜くくらいのアクションをさせても良かったんじゃなかろうか。
空蝉丸が本名、というのはズッコケた。幼名だろそれ。
そして「ゴールドの運命やいかに!?」と思わせて次回予告できっちり復活してるネタバレにもズッコケた。せめてサブタイを…と思うが、こうでないと子供の注意は引けないだろうし、難しいもんだね。ドゴルドは1クール持たずに退場? それとも新しいボディを得るのか?
 
ドキドキ!プリキュア
新アイテム、ラブハートアローが登場。

ドキドキ!プリキュア ラブハートアロー

ドキドキ!プリキュア ラブハートアロー

メンバーそれぞれの特性に合わせて4形態に変形する手持ち武器……ってこれだけ書くと男児玩具ですね。過去にもラブギターロッドがあったけど、あれは魔法の杖×楽器で武器っぽくなかったのに対して、弓矢だというのも男玩的。タカラだけどビューティセレインアローを思い出す。

ジョーはてっきり、マナが気兼ねなく変身できるように気を利かせて気絶したのかと思ったら、本当にケガをしていてちょっとビックリ。
 
宇宙戦艦ヤマト2199
1話の本放送は見逃したが、バンダイチャンネルの無料配信で視聴。ビバIT社会。話の立ち上がりとしては結構モッサリした感じなんだけど、でも元祖ヤマトはもっと遅かったんだよなぁ……とか今さら思ってしまったり。主役メカが出てこないとか、地球側はひたすらやられっぱなしとか、良くも悪くも子供向けの意識を切り捨ててたんだなあ。

本編では、地球環境の激変をお遊び含みで描写しただけと思えた「敵性植物」ですが、そのうえエンディングにいかにも重要そうな草っぽい女の子が登場。これってマゾーン…だよねぇ? 原作としてクレジットされているのが西崎義展だし、あの人は実はあの人、という松本零士ユニバース展開は無いと思いますが、それにしてもどうするんだろ。

CG多用は仕方ないとしても、どうしても軽い印象なのが残念。旧作では純粋にカッコイイと思っていた「戦艦の形をしたものが空を飛ぶ」絵が、なんだかシュールに見えました。多分、「カメラ」とヤマトとの間に空気が無い(空気遠近法による彩度の低下とか揺らぎが無い)からだろうけど、見た目だけでなく動きがなんというかこう。TV特撮でも「仮面ライダーW」のリボルギャリーみたいに「重さ」を感じるCG(足回りが無理矢理曲がり角を曲がると振り回されるようにボディが付いてくる動きとか)はあるのだから、今はもうCG技術ではなく演出センスの問題じゃないかなー。