- 作者: 新人物往来社
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 単行本
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「貴重な写真250点でふりかえる懐かしき昭和の光景」とうたうが、市役所や図書館、新聞社所蔵のものが中心でどこが貴重なんだという感じ。珍しいのは宮本常一の写真くらいか。とはいえそれらも、撮ったのが宮本常一というだけで写真資料としてどうというものでもない。
まぁ、これだけの点数の古写真を収めた本がこの値段で普通に買える、という点では確かに貴重。
ただキャプションが短くて投げやりなのは何とかして欲しかった。「当時の行田市の街並みを見渡した写真」「上空から見た加須市街の様子」「上空から見た羽生市街の様子」……何の説明にもなって無えよ! 見りゃ分かるよっていうか見たまんまじゃねーか!! どこから見渡したかとか、加須の空撮はマラソン大会か何かのイベントが写ってるし、そういうことまでちったあ調べて書けよ。キャプ以外の文章記事は無いに等しく、ただ写真が寄せ集っているだけで資料性は乏しい。