9,10,11月に買った漫画

斉木楠雄のサイ難 1 (ジャンプコミックス)

斉木楠雄のサイ難 1 (ジャンプコミックス)

ブログで言及したことはなかったが、「彼方セブンチェンジ」(asin:4088700716)も「斉木楠雄 0巻」(asin:408870455X)も所有している。なんだけど、まさかくーちゃんがこんなヒットになるとは予想してなかった。世の中何が当たるかわからない。
インプロ!  (1) (まんがタイムKRコミックス)

インプロ! (1) (まんがタイムKRコミックス)

ここ数カ月、『まんがタイムきららキャラット』を購読しているんですが、ぶっちゃけ載ってるマンガの半分くらいは何が描いてあるのかわかんない。萌え系4コマは私の知らないフォーマット上に描かれているというか、エンコードできないコードで描かれているというか。
なので好むところは「キルミーベイベー」とか「はるみねーしょん」とか「ごきチャ」とか、あっちのフォーマットから外れた奴が多いんだけど、そういう中で「ウォーターガールズ」とこの「インプロ!」は比較的面白く読めている。
りびんぐでっど! 4 (少年チャンピオン・コミックス)

りびんぐでっど! 4 (少年チャンピオン・コミックス)

完結。ラブコメ展開は正直あまり好みでないけれど、ラブレターで始まった物語だから終わりも当然こうなるよな、と納得はいく。作者の作家性がラブ寄りでなくコメ寄りだったなら、好いた惚れたは二の次にして、「ゾンビのままか、それとも人間に戻るのか?(戻れるのか?)」を核に据えたクライマックスにしただろうし、私はそういうのが読みたかったんだけどね。「りびんぐでっど!」はそこそこ話題になったけど、再び「チャンピオン」で描くことはあるのか?パロディ4コマ及びショートストーリー。元のアニメの細部まで目をやった上で描かれている作品なので、たいがいのタイバニファンには楽しめるだろう。
ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ」、どうせまた「ヘルシング」並の刊行ペースだろうし、待たされてるうちに前の話を忘れそうだから、4巻くらい出てからまとめて読めばいいやとこれまで未読。しかし、リボルテックが発売されると聞いたため、既刊2冊をまとめて購入した。期待に違わぬ面白さ、でもやっぱり単行本は来春にようやく第3巻(苦笑)。

本誌のほうではいつ打ち切られるかというドキドキ感がある「スポ×ちゃん!」。面白くなるのは出稽古に大会のある2巻からなんですが、1巻を買わない理由もないので購入。

グラゼニ(7) (モーニング KC)

グラゼニ(7) (モーニング KC)

気が付くと結構な話題作になっている「グラゼニ」。中継ぎ投手という設定だからこそ面白いのであって、年棒アップとか先発転向とかは迷走じゃないの? と思っていたら面白いままだった。すげぇ。今さらだが森高夕次はポスト水島新司だな。

相変わらずで面白い。「ゆるめいつ」のアニメがよくできていたんで、同じスタッフで「空想科学X」も…と思ってしまう。

みちなる (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

みちなる (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

カヅホ推薦、というオビにひかれて購入。金返せというほどひどくはないが、作者名を覚えておくほど面白くもない。やってることは「キルミーベイベー」や「空想科学X」と大差ないんだけど、どこが違うんだろう。

いんてる先輩 3 (IDコミックス REXコミックス)

いんてる先輩 3 (IDコミックス REXコミックス)

3巻完結。「いんてる先輩」の前に考えていたというタイトル、「3年B組Z80先生(ぜっぱちせんせい)」にしておけば10巻続いただろうにもったいない。

ひまスペ兎! (ジャンプコミックス)

ひまスペ兎! (ジャンプコミックス)

正式なタイトルは顔文字含めて「ひまスペ兎!(≧ω≦)」だよね。
宇宙の旅に出ている女の子4人がワイワイキャッキャとかまびすしく、毒にも薬にもならない暇つぶしを繰り広げていく、しかしハードSF。
うん、ハードSFっていいよねっとしみじみ思う作品です。ただ、前半は現実的なシミュレーション、「こうなる」という水準のSFだったのが、中盤以降はワームホールとか異星生命体とか「あり得る」という水準になってしまったのにはちょっと戸惑う。

空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)

空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)

予想どおりというか、普通にちまたの話題作になった「空が灰色だから」ももう3巻。1話完結のショートストーリーなのに(つまりたった8ページのために週にひとつネタを消費しているのに)安定して面白いというのが何より驚異です。でも「ブラックギャラクシー6外伝」を4週読んだら「こっちのほうがいいんじゃないか?」と思うようになってしまった(笑)。

猫神やおよろず 6 (チャンピオンREDコミックス)

猫神やおよろず 6 (チャンピオンREDコミックス)

猫神やおよろず」はこれにて完結。これまでゲストキャラ程度の扱いだった雪那が唐突に大活躍しているのは違和感があるなぁ。それも、「作者がひいきにしているから」というより、設定的に使いやすいから出番が増えたという感じ。とはいえ、話の落としどころは悪くなかったです。孤独なこよりと、仲間たちに支えられている繭様との対比はもっと明確に描いてもよかったかも(『聖闘士星矢』第14話「敗れたり!幻魔拳」を見ながら)。

Aチャンネル (1) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (1) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (2) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (2) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (3) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (3) (まんがタイムKRコミックス)

なんだかんだで毎月『きららキャラット』を買って読んでるからだんだん萌え4コマの見方がわかってきた。そこに加えてアニマックスで「Aチャンネル」の帯放送があって、この際だからと三巻まとめて購入。ナギは可愛い。

スポ×ちゃん 2 (少年チャンピオン・コミックス)

スポ×ちゃん 2 (少年チャンピオン・コミックス)

出稽古で男キャラが一挙追加。技のバリエーションや試合の駆け引きを見せつつ、ラブコメ方面にも膨ませる下地も作っていく。個人的にはこのあたりが一番面白かった。

アオイホノオ (9) (少年サンデーコミックススペシャル)

アオイホノオ (9) (少年サンデーコミックススペシャル)

俺のマンガも円グラフで分析してくれ! みたいな助平心を感じなくもないが、なるほどこういう分析に基づいて、かなり戦略的に「必殺の転校生」「炎の転校生」は描かれたんだなぁと感心する。それにしても展開ペース遅いな。

グラゼニ(8) (モーニング KC)

グラゼニ(8) (モーニング KC)

新キャラ、丸金千太郎登場。夏之介以上に金にこだわるキャッチャー……。なるほどなぁ、こうして見ると実は夏之介の人物造形は案外とプレーンだという面白さがわかる。年俸にこだわっているけど、どうしてもお金が必要だという切迫した事情が無い。だからサブキャラ、ゲストキャラにそういうドラマを背負わせて盛り上げることができるというわけか。