最近観たテレビ番組

ジョジョの奇妙な冒険
第1話はばっちり録り逃してしまい、その散々な評判を聞いて身構えながら第2話を観たのだが、それほど酷くはなかった。「蒼天航路」並のダイジェスト展開だが、そういう作り方を認めれば、まぁうまいこと要点と名台詞を拾い上げているのではないでしょうか。「蒼天航路」は酷かったからなー。オープニングでは徐倫の姿も見えるけど、一体どこまでやるつもりなんだろう? 「カンピオーネ」のCMが入って「そういや丈月城って丈…城でジョジョだったよな」と思い出す。
琉神マブヤー1972LEGEND」
前シリーズまでは何だかんだ言っても「沖縄県民のためのご当地ヒーローもの」だったのが、「特撮オタのための深夜枠ヒーローもの」みたいなムードに。本編もさることながら、CMの「充実」度が実になんとも。
返還前夜の沖縄が舞台、というのは目を引くけれどポリティカルな話ができるわけもなし、レトロムードを売りにできるほどセットが凝っているわけでなし……。
「悪夢ちゃん」
駅貼りポスターの美術が去年の「妖怪人間ベム」っぽかったので視聴。実際スタッフにつながりがあるかどうかは確かめていない。原作も知らない。
マッドサイエンティストの爺さんやガジェットのデザインがこなれていない感じがするのと、「○○は△△の象徴である」という「夢判断」を是としないと成り立たないあたりは気になるが、お話はまずこんな感じではないでしょうか。次回も視聴予定。
ガールズ&パンツァー
ここで劉鳳さんがお約束の一言。
「何が戦車道だ。貴様は甚だしい勘違いをしている。
「ガールズ」は英語で
「パンツァー」はドイツ語だ!!!
 
舞台は大洗。大洗といえば海水浴場、大洗海水浴場といえば「うる星やつらビューティフルドリーマー」、BDといえば学校とその周辺だけが亀の甲羅に載った宇宙……というわけで、ラストのアレはBDオマージュなのだろう。違いますね。

やりたいのは「ストライクウィッチーズ」の戦車版なんだろうけど、設定にそれなりの筋を通していた「スト魔女」に対して、これの戦車道の設定はあまりにもムチャ。「おかしなナンセンス」でなく「諸々の説明を放棄した形骸」という印象だ。ただ、ラストの「大洗」の状態から察するに、実ははるかな未来の話なのかもしれない。とりあえず視聴継続。