タツノコプロ50周年記念企画

一発貫太くん
そういやタツノコプロ50周年企画で「てんとう虫の歌」はスルーされ気味だな。ホームドラマというかホームコメディ路線はタツノコカラーのひとつだと思うんだが。もっとも、個人的には好みでないので、このたびの「一発貫太くん」は流し見しただけ、「てんとう虫の歌」も見たいわけではない。
 
未来警察ウラシマン
キッズステーションのこの企画、ウラシマンが1位になっても全話放映するんだろうか……。MXのほうの「タツノコプロアニメ総選挙」で1位になって、放映が決まっているんだが。まぁMXが観られる地域は限られるし、 そういうこともあるかもしれない。第1話なのにオープニングが何故か後期版。フィルムが残ってないとも思えないけど、どういう事情なんだろう。
この時期って「タツノコアニメも変わってきたな」と漠然としか思ってなかったんだけど、77年に吉田竜夫社長が他界されてから人材流出が始まり、実際に会社の中身が相当変わっていたそうで。
 
逆転イッパツマン
ああ! ハル坊=ファールボールか!! 豪速九(剛速球)に2−3、放夢ラン(ホームラン)ときて、この子だけ野球と無関係なわけないもんなあ。つかせのりこ演じる元気な少年と富山敬演じる優男との会話に、ふいと寂しくなったり。
 
紅三四郎
タイミングよくAT−Xの無料放送で観ることができた。観た記憶が全く無いんだけど、私は幼い頃にテーマソングの一節、「♪花も紅 三四郎」に対して「さんしろうってケチなの?」と言ったそうな。今回(記憶では)初めて聴いたが、「花もくれない 三四郎」って、これは勘違いするわ。抗議するような歌いっぷりだし(笑)、「歌詞とはこういうものだ」と了解してないと、なぜここで花が出てくるのかわからないって。
ファンロードオープニングアニメ(というアマチュアフィルムがあったのだ)が真似たストロボアクションも確かにカッコイイ。2コマ撮りだとスカスカになるので、ここだけフルアニメだそうな。
本編は西部劇というか無国籍アクション風味、加えてこの5話は「逃亡者」風味。輸出を意識してたんですかね? まず面白いです。