仮面ライダーウィザードは大丈夫?

個人的には「オーズ」は最終フォームの登場まで見て視聴中止、「フォーゼ」は1話だけ観て以後一度も観なかったんですが、まあ世間的にはどちらもそこそこの人気作だったようです。

しかし、次の仮面ライダー「ウィザード」は予告で観る限り、一つとして面白くなりそうな(or人気を得られそうなor話題になりそうなor売れそうな)要素が無くて「大丈夫か東映バンダイ?」と心配になるレベル。

ディケイドの後の3作についていうと……。
【ぱっと見】【ギミック】【集めまくれ!玩具】【ドラマ】
この4つについて、それぞれわかりやすく目を引くものがありました。
「ダブル」は
【まっ二つ】【半分フォームチェンジ】【USBメモリっぽい】【バディ探偵もの】。
「オーズ」は
【たて信号機】【重箱フォームチェンジ】【メダル】【草食系過ぎる無欲な主人公】。
「フォーゼ」は
イカ頭宇宙服】【フォームチェンジ+モジュール】【スイッチ】【学園もの】。
ここにもってきて「ウィサード」は
【宝石…か?】【フォームチェンジ…だけ?】【男児に指輪?】【…何があるの?】
てな感じで、どうもピンとこない。フォーゼが玩具セールス的にはやや苦戦だったようで、その反省から「イカ頭みたいな奇抜なデザインは避けよう」「モジュール脱着のようなちまちましたギミックはやめよう」「収集玩具はメダル並にオーソドックスな指輪にしよう」「学園物+宇宙+バトルみたいなごちゃ混ぜはやめて「魔法使いが戦う!」に単純化しよう」という発想に至ったんだろうけど……。それで結局、何一つ引っ掛かるものが無い作品になってしまってはなあ。
ま、とりあえず1話目を観てみて、このあたりの危惧が当たっているかどうかを確かめてみることにします。