/機動戦士ガンダムAGE#39

時代が求めたレギルスビット Visual Shock! Speed Shock! Sound Shock! ……特にオチはありません。ビット(ファンネル)といえば、元祖はもちろん『機動戦士ガンダム』のエルメス&ビットですが、『機動戦士Zガンダム』以後はキュベレイ&ファンネルの「MSに搭載可能なサイズ」「攻撃開始前は母機にズラッと並んでいる」「俊敏でトリッキーな動きで敵を翻弄する移動砲座」という設定が基本となってきました。

攻守一体のフィンファンネルや無人MSというべきビットMS(ビットガンダム)なんてバリエーションも生まれ、「ガンダム00」の世界には体当たり攻撃も敢行するファングなんて兵器もありましたが、それを踏まえても、レギルスのビットはなかなか新鮮な印象。「攻撃開始前は母機にズラッと並んでいる〜移動砲座」というお約束から逃れてますね。

……いやまぁ、アレをビットと呼ぶことが新鮮なんであって、ふわふわ出てきて体当たりをかける透過光、なんてのは別に新しくも何ともないんですけどね(苦笑)。ただ、ここらへんの小さなことでも、既存の「ガンダム」から外れたことをやっているのがちょっと面白いなぁと思った次第。