トランスフォーマー2010年

「2005年、コンボイ死す。」と、『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010』のCMは始まったわけですが、現実の2010年に始まるトランスフォーマーの新シリーズ『アニメイテッド』の総司令官の名は、コンボイではなくオプティマスプライムだそうで。なんとまぁ、コンボイの名が本当に死んでしまいました。映画版が浸透したからとはいえ、寂しいもんですな。

「アタシの出番?アタシの出番?アタシの出番〜!?」
というわけで2010年最初のエントリは、元は『2010』の登場キャラで、現実の2010年に日本デビュー(となる予定)のANIMATED版ブラー(BLURR)さんにご登場願いました。
ロボモードでかかとにホイールをあしらっているのはリベンジ版サイドスワイプと同様のデザインですが、ブラーのほうがパーツ配置が考えられている感じで、安定性は段違いに上です(サイドスワイプのほうが後発のはずですが)。

G1ではエアカーでしたがアニメイテッド版は四輪車。ただしホイールがドーナツ状で、これが非現実的というか未来的なイメージになっています。これでもちゃんとコロガシ走行が可能。トランスフォームの構造は複雑過ぎず、説明書無しでも形になる程度です。

『2010』トランスフォーマーのリメイク仲間、『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』版のホットロディマスと生存者ウィーリーと並べてみた、が……雰囲気が合わない。正直、いかにもアメリカのアニメ然とした『アニメイテッド』のキャラクターは日本で受けるのだろうか、と疑問ですが、それをいったら『ビーストウォーズ』だって当時は過去に類例が無く、始まるまではあれほどのヒットになるとは予想できなかったわけで、ひょっとするとこれも意外なヒット作になるかもしれません。