「ハヤテのごとく!」 まず最終ページを見たらまだ「僕はいったいどうすれば―!?」とか言ってたのでパス。
「結界師」 色々と入り組んでいた勢力図が、大雑把にいって裏会サイド(良守含む)対総帥サイドに整理されたところで母親の再登場か。結構巧いと思う。これまでずっと基本的に「烏森をめぐる物語」だったのが、「お殿様」を動かしたら烏森は物語の中心でなくなるわけで、いよいよ大詰めに向けて動き出した……はずなのだが、そうには見えないんだよな(苦笑)。未解決の問題が多過ぎて。
「MAJOR」 こっちはまぁ、さすがに終わりが見えてきた感じ。前回の引きからアッサリと結果を出しちゃったね。これだとギブスンJr.のほうが精神的ダメージが大きいんじゃないだろうか。
「ツール!」 んで、これは4話かけてもまだ始まってない感じだ。大長編として、この先いずれ「父親の雪辱を息子が果たす」という展開になるのだろうけど、その主人公になるはずの息子ズ(の一方)に一言の台詞も無いってのはどうなのよ。
「神のみぞ知るセカイ」 「神vs神」って言いたかっただけだろ!? 桂馬の台詞、「神といっても所詮現実の神。本物の神に挑むとはな……」が倒錯し過ぎててワケが判らないが頼もしい。か?
「絶対可憐チルドレン」 こう話がこじれると、兵部はホントにただ面白がっているだけだった、がオチでは弱い気がするな。薫のクイーンとしての資質を…というのも新味が無いし、ファントムの影に薄々と感づいてカマをかけてみた、くらいの話もあり得るか?
「はじめてのあく」 どうせ準レギュラーを追加するなら女の子がいいよねー、というあざとい判断自体は悪くないと思う。しかし、どう考えても兄貴のほうがキャラが明確かつ動かしやすく、対して妹のほうは、その他大勢の一般生徒陣に紛れてしまうような気がするのだが。
「金剛番長」 命が軽い。ていうか、レギュラー級の番長は死のうが生き返るけど、子供たちはまず生き返りそうにないってのは、生死に関するリアリティレベルのコントロールに失敗している。怒りを感じるとすれば、外道番長に対してでなく作者に対してだよなー、これ。