『ドクター・フー』 ディズニーXDで視聴。皮肉とユーモアと悪趣味とエスプリ(おっと失礼フランス語)を備えた、メガロマニアにしてパラノイアックな制作者が、SFホラーアドベンチャー人情非喜劇を毎週50分1〜2話完結で作り上げている、という筆舌にしがたい作品。
それにしても『モンティパイソン』に『プリズナーNo.6』、あとはせいぜい『サンダーバード』とまぁ英国のテレビ番組とはそんなのばっかりだ。狭量? 偏見? でも、『水戸黄門』並の長寿番組だという『ドクター・フー』でさえこういう番組なんだぜ。こういうセンスを英国文化の一側面といったって怒られはしまい。
『レスキューファイアー』 元からさして面白いものでもなかったが、3クール目に入ってびっくりするほどつまらなくなった。とくにジョウカエンのキャラの上滑りと、そのあおりで右中左の３カエンが個別性を失ったのが痛い。
救急車という名目になってはいるけど実質的に巨大ロボでしかないエクスドラゴン〜レスキューキングもなんだかねぇ(ただし、肝心の子供にはウケている様子)。
