トランスフォーマーリベンジ6月分
映画もまずは好調らしい「トランスフォーマーリベンジ」、玩具も相変わらず売れ行き順調なようで、これなら映画関連の展開が終わった後も引き続いて商品のリリースがありそうですな。
トランスフォーマーリベンジ トランスフォーマームービー RD-09 ランサック
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマーリベンジ トランスフォーマームービー RA-12 デプスチャージ
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: おもちゃ&ホビー
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一体誰が複葉機とか考えたんだ!? というランサック(もっとも、コミックブックのみの「ハート・オブ・スティール」というシリーズではスタースクリームたちが複葉機にトランスフォームしており、前例が無いわけではない)と、糸〜巻き巻き♪エイっ! とは無関係なステルスボートのデプスチャージ。こう並べると不思議なスケール感……というかスケール感が無いな(苦笑)。
ランサックのこのバケモノ的なプロポーションを見よ! ただ、可動範囲はあまり広くない。上腕のロール軸は欲しかったかな。トランスフォームの構造は大雑把に言うと、翼下の骨組みっぽい部分が腕になり、操縦席から後ろの胴体が二つに割れて足になる。ビークルモード時には腕が構造上ちゃんと骨組みの役目を果たし、足首は水平尾翼になり、頭部が引っ込んでエンジンになるというパーツ構成は、オーソドックスにしてなかなか新鮮。
銀のドクロに赤い眼……アンタの出る映画は隣でやってる奴じゃないの? と言いたくなる頭部。
ステルスボートなどという微妙なビークルモード(なんで「ステルス艦」でなくてボート?)の割に、ロボモードは普通にスマートでカッコいいデプスチャージ。まぁ、船首から艦橋にかけての部分をいわゆる「ガワ変形」にして足首につけたから、中身のパーツで構成されている腕以外のパーツがスマートにまとまるのは当然ではある。
そのガワパーツ、メーカーサイドの公式の商品写真ではいかにも可動に干渉しそうだが、足首の関節構造がちゃんと考えられており、かなりポーズを付けやすい。
どちらも、実売価格で1000円を切っている商品としては非常に満足度が高いのだが、ただ、関節のポロリだけはどうにも気になった。特に腰のボールジョイントは、脱臼無しでのトランスフォームは不可能と言っていいほど。デッドエンドといい、この価格帯のシリーズ(「スカウト」サイズ。昔はこれを「ベーシック」って言ってなかったっけ?)には仕方が無いと割り切るべきなんでしょうかね。