また色々と本を買う

週刊朝日百科 歴史でめぐる鉄道全路線』(朝日新聞出版)本日創刊。AMAZONにも楽天の各ショップでも扱いが無く、珍しくはまぞうが使えない。
アゴの『鉄道データファイル』があんな調子のためか、他所のブログでは「何冊で終わるのか」を心配されている人が多数見られますが、予定をみるに50冊できっちり完結。ただしそこには「国鉄・JR」編という区切りが予めあるわけで、これが好調ならば2年目「私鉄」編があるのでしょう。
内容はまさに「分冊百科」というか、2週ほど先行した『週刊 鉄道絶景の旅』(集英社)に比べると、無闇にみっちりと詰まった内容だなという印象。東海道本線の旧線である御殿場線を取り上げていないのは「?」だったけれど、まぁ東海道本線だけでこれだけのボリュームになるのだから、仕方ないですかね。逆にいうと、東海道本線だから「歴史と今」というテーマでもこれだけのボリュームになったようなもので、今後ほかの路線を取り上げる号がどうなるのか、いささか気がかりなところです。この点、リフィルを前提として、号ごとに「雑誌」としても読むことができる『鉄道データファイル』は巧いんだよなー。

久々に書泉グランデに行ったので、6階で少々マニアックな本を購入。これはタイトルどおり、阪堺電気軌道天王寺とか住吉とか堺とか、大阪から和歌山のあたりを走っている路面電車)の写真集。少々散漫な編集で、どういう層に何を見せたいのかイマイチ判らないが、まぁ被写体の魅力でそれなりに見られるものになっている。

局地鉄道 (塙選書108)

局地鉄道 (塙選書108)

極地ではない。いわゆるローカル線などの、小規模経営地域密着の鉄道の歴史を追いつつ、それが日本鉄道史のなかでどのような位置付けとなるものなのかを検証しなおす……らしい。序章だけ目を通したが、なかなか面白そうだ。

赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)

赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)

はっきりいって私の趣味に合うとは思えないのだが、鉄道と怪奇小説との組み合わせをちょっと勉強する必要があるかなと思い購入。読まないかも。