王監督最後の指揮となったホークスvsＧイーグルス最終戦、yahooの「一球速報」でだけど、リアルタイムで観戦した。プロ野球をリアルタイムで見るのは久しぶり。いやー、たまに見ると面白いもんだね。後からニュースが伝える分では「ホークスの貧打が…」ばかりが強調されるけど、「そこはむしろ田中の好投を誉めるべきじゃね？」とか、山崎のサヨナラに関しては勝負に出たホークスサイドも賞賛すべきじゃないかなーとか。マーなんというかリアルタイムで観ておくと後からではわからないことが見えるもんだ、と当たり前のことを改めて感じた。
ノーベル賞関連では、これもリアルタイムで8日朝の記者会見を視聴した益川敏英さんが印象的。「大してうれしくない」などと、自分のことを言われている間はクールに超然として、浴びせられる質問に辟易とさえしていた（そういう態度を隠さなかった）のに、南部陽一郎さんの受賞に話が及ぶと感極まって涙を流したのね。
業績はもちろん立派だし、名誉よりも研究結果を重視する姿勢も尊敬したいし、そのうえ先人の名誉をこそ泣いて喜ぶという人間性も備えているという、実になんとも魅力的な人だ。
