ケータイ捜査官7#21

「黒い過去」
なんとゼロワンの裏切りの理由とは要するに「本当の自分を探して」だった! おいおい……。
しばしテレビの前で唖然となったが、「バディが3人立て続けで『殉職』」のはずなのに3人目は自殺だったりとか、ゼロワンになにやら吹き込んだらしい「あの男」とか、ラムダチップとか、まだまだ伏せられてる要素があるから、それが明らかになるのを待ちたい。
ただ、ゼロワンが離反し、アンカー本部にハッキングを行い、サードに恐怖を染み込ませ、フォースに修復不能なまでのダメージを与え、ファイブを破壊した上にラムダチップなるものを奪い、双子というべきセカンドまでも物理的に破壊した、この大事件のときには、セブンはまだ起動していなかったというのは、ストーリー上どうだろうと大いに疑問。
セブンもまた今回のケイタと同様、事件のあらましを後で聞かされただけとあっては、対ゼロワンに対する愛とか憎悪とか、どんな行動であれ「動機」がどうにも弱くなる。
つーかこの設定では、セブンはゼロワンがアンカーの一員だったときのことさえ知らない、セカンドやフォースとは話したことが無いんだよなぁ。だからホントに、ゼロワンに対する理解も怒りも,ケイタと同レベルにとどまっている(兄弟機という点をさておけば)。「事件があったときには他所のラボで修理中だった」くらいの設定にしておけばよかったんじゃなかろうか。今さら言っても遅いけど。