/ホビージャパン10月号

機動戦士ガンダム00
こりゃ番組も商品も実際観てみるまで何も言えんわ。……と、期待してない時点で微妙にマイナス評価なんだけど。

●GFFサイコガンダム

GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1002 サイコ・ガンダム

GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1002 サイコ・ガンダム

発売前で最後となる紹介記事。しかし、管見の限り誰も指摘していないけど、これってGFFであると同時に「超合金」レーベルでもあるんだよね。「ポピーのエライ人(名前覚える気無し)が考えたZガンダムが超合金になる」、この事実に何かしら感慨を覚えるのは、ごく少数だけなんだろうか? 
かの忌まわしきサイコガンダムに対して、現在の「リアル」の定番ブランドであるカトキハジメ印のリファインが施されて、GFFと超合金のダブルレーベルの完成品玩具が発売されることは、シド・ミードのドローイングを元にカトキハジメが開発用画稿を描いたMG∀ガンダム発売に並ぶ事件だと思うのだが。

装甲騎兵ボトムズ
「フーン、今さら新作ねえ」と冷ややかに構えていた「ペールゼンファイルズ」が、意外に面白そうに思えてきた。「コマンドフォークト」は今回が最終回。まるで読んでなかったので良いも悪いも評価はせず。一冊にまとまるなら買ってみようかとも思うけど?

ゾイド
コトブキヤブレードライガー、キャノピーから見える範囲では単座だが中はタンデム複座だというのは、うまいこと外観と設定の折り合いを付けたものだと思う。全体にカッコイイのだけれど、牙と牙の間の歯が奇数(3本)という不自然さはシールドライガーから変わらず。まぁ異星の機械生命体なんだからそういう歯並びもアリといえばアリなんだけど。
グッドスマイルカンパニーからは「ねんどろいど」でレ・ミィコトナが発売。ねんどろいどはディフォルメフィギュアのくせに妙にでかくて、これまで食指が動かなかったのだが、「ありのままでlovin'U」を再現できるというなら、そらまあ買うしかないやね。
一方で本家のはずのタカトミはというと、月刊「ゾイドグラフィックス」創刊決定……ううむ。ゴドスは要らんけど雑誌パートの内容次第では買うかも、という程度。ただ、世間的にはまず売れないね、と断言できる。25周年となる2008年は色々と展開するようだけど、例の高価でちっちゃいエヴォドライブゴジュラスとか同レッドホーンとかでは、盛り上がりようがないよ。

●『宇宙船』復刊準備号Vol.1
この号で一番驚いた記事がこれ。朝日ソノラマは解散するも、『宇宙船』はホビージャパン社が出版権を譲り受けて、来春の復刊を目指すというアピール。『宇宙船』の過去を振り返りつつも、2005年を最後に休刊となった現状の厳しさを再確認するなど、中々に熱い記事だった。影ながら応援したい……けど、買うのは多分「YEAR BOOK」だけ(苦笑