書き忘れてた話題のひとつ。ゴールデンウィークに彦根へ行った折に、こんな本を買った。
顔出し看板大全カオダス―まちのキャラクター金太郎から「ひこにゃん」まで
- 作者: 滋賀県「顔出し看板」発掘再生新規開発委員
- 出版社/メーカー: サンライズ出版
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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滋賀県内で収集した62枚の顔出し看板(廃棄や撤去されたものも含む)の設置経緯や場所などの詳細なデータのほか、顔出し看板に関するエッセイや対談、県外顔出し看板ルポ、ネット上で報告されている全国800枚以上の調査分析結果などを多彩に紹介。各地でのまちづくりに役立ててもらえるよう、顔出し看板の作り方も掲載しています。
(「顔出し看板大全カオダス PR サイト」より転載)
この本のなかに、自治体などによる地域のイメージキャラクターについて触れた一節がある。そこで、びんちょうタンが取り上げられているのだが……。
また、人気が全国でブレイクした和歌山県熊野の「びんちょうたん」のように、ご当地キャラが人気を経て全国デビューするというプロセスもある。
(p129)
「メジャーになるって、こういうことなのかな……」と、ため息がもれてしまうような誤解だ。まぁ、有名になったらなったで勘違いされている、なんて幸の薄さはキャラクターにあっているともいえるか(苦笑)。
念のために書いておくと、びんちょうタンは元々アルケミストというゲームメーカーが生み出したもの(2003年5月)で、そのアルケミストが売り込んだことで和歌山県の南部川村森林組合のイメージキャラクターとなり(2004年)、2006年にTVアニメ放映という流れである(参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)。