扱うのは「
キャンディ・キャンディ」「
ジャングル黒べえ」「
オバケのQ太郎」「サンダーマスク」といった有名どころ。かかった労力と得られた結果のバランスからすると、まず「ノンフィクション作家って大変だねえ」との言葉が浮かぶ。「サンダーマスク」はさておき(現・
創通エージェンシーが原著作者から放映権を掠め取った(意訳)のがそもそもの理由)、結論だけでいうと「
いがらしゆみこが悪い」「確たる理由は不明」「ここには書けない理由がある」だからなぁ。もちろん、その結論に至るまでの過程は興味深く読める、充分に価値あるものなんですが……。
その2も購入。まぁボチボチ。新聞記事のフォーマットなので、最後はいつも無理矢理「それにひきかえ
現代社会はどうか」でまとめているのが苦笑もの。週1の連載ならともかく、単行本でまとめて読まされるとちょっと死にそうになる。1冊目のようなちょっとしたヒント(
06.07.02付)も今回は得られず。
日本在住の飛行機好きなら一度は目にしてないとモグリ? というNobさんのイラスト。プロ
ポーションはディフォルメしてもディテールは点検孔ひとつおろそかにしないこだわりの作家です。「飛行機グラフィティ」シリーズはこの3巻目で完結編とのこと。テーマ別にまとめた構成で、単なるイラスト集ではなく歴とした航空機開発史の解説本になってます。
まだ買っただけ。とりあえず浦和の「鈴木写真館」の記事がありがたい。
具体的にどのタイトルをあげれば伝わるか判断に迷うが、20、30年前の児童書や雑誌の、リアルタッチでおっかないイラストの人ですよ。ページ数が多いけれど判形は小さく紙は上質紙、というイラスト集ではなく書籍の体裁。まぁ世に出たときの形を思えばこれも適当か。2800円はややお高いが、とりあえずいまこの時代に出たという点において価値あり。