週刊少年ジャンプ#6,7

アイシールド21
なんかもう、通常どおりのコマ割で、それなりの背景が必要な屋内が舞台で、主要キャラからモブから色とりどりのキャラがゾロゾロと出ているのに19ページオールカラーというだけで許せてしまえる。
ストーリー面では、のっけから神龍寺ナーガ戦というのはまた随分と思い切った、出し惜しみしない展開だなあと驚いた。白秋ダイナソーズのキャラ立てはチト微妙だが、初戦は神龍寺、準決勝は王城、決勝の相手は太陽、西部を破った白秋といったところか。

NARUTO
カブトが本当に大蛇丸を裏切って暁についていたら話が不必要にわかりにくくなるなあ、と思っていたので、この真相はまず順当と思う。ただ、この二人が相手ではここで決着が付くような戦いにはならないのが明白なので、見るべきはサイの動きくらいか?

ONE PIECE
世界政府とはまずどういう体制なのかが不明なまま(だよね?)その成立に関わる暗黒の歴史について語られても……と思ったり。とはいえ、物語世界の歴史的な広がりというのはやっばり面白いな。

こち亀 
YB-70バルキリーの自家用旅客機仕様で全て許す。機内があんなに広いわけねーだろとか野暮なツッコミはするな(苦笑)。

読切「FOREST」内水融
読み終えれば、「札付きの悪党が、不思議な少女とのふれあいによって人間性を取り戻す」というありきたりな話なのだが、カーティスの立ち位置が絶妙で、中盤にマリィの回想が入るまで「誰が良い者で誰が悪い者なのか」を隠し切っており、まずは見事だった。人死にが出て、しかも根本的な解決になっていないにもかかわらず、後味の良い幕切れも評価したいところ。
……短編ならここまで描けるのに、なんで連載だとああなってしまうのだろうと真剣に悩んでしまったり。

魔人探偵脳噛ネウロ
まずは「今までほど焦りながら『謎』を探す必要もないのだ」と言ったうえで、体の変調の伏線を浮上させるのがさりげなく巧い。

太臓もて王サーガ
誰も探してる嫁はきっといる どこかにいる♪ いや、なんというか「幻の大技」には不意を突かれました。

「ピューっと吹く!ジャガー
「さあ…それでは審判の時です! 先生…ミスフルは続きますか!?
 それともダメですか!?ファイナルジャッジ!!
わかんねぇ…
「保留だ―――――!!」
ポ○○のほうは保留無しで「ムリやね…」なんですが、ミスフルがどうなるかはホントに予測できないな。