「ONE PIECE」
「とにかく助かった後で死ぬかどうか決めろ」と、ルフィの単純さがはからずも合理的な答になっているのが面白いが、口説き文句としてのキモは「何言っても構わねェからよ!!! おれ達のそばで言え!!!!」か。
「魔人探偵脳噛ネウロ」
初めは扉絵が無いものかと思ったよ(笑)。なんつーか斬新だな。犯人大図鑑の悪ノリも素敵。本編は……。袂を分かったはずの吾代と、同じパトロンのもとで働くことになってめでたしめでたし、という結末ですな(たぶん違う)。いずれにせよ、事件が動き出さないことには今ひとつ盛り上がりに欠けるか。
「アイシールド21」
ヒル魔の計略、「セナが赤羽に何度も挑んでいたのはパスへの伏線」という、ひととおり理屈の通った答を見せたうえで、さらにセナの成長の可能性へとつなげてヒキにしたのが巧い。つーかこれもヒル魔の言うことだからハッタリの可能性もあるわけだが。
「べしゃり暮らし」
今回はブリッジみたいな回だからこれといって感想は無し。6話やったところで休載というのはベテラン故の優遇としても、8話目でのセンターカラーは人気に裏打ちされたものでしょう。今のジャンプ読者に受けるのかちょっと不安でしたが、これならしばらくは安泰かな。
「太臓もて王サーガ」
なんとびっくりのスピンちゃん＝まわるちゃんの登場。小ネタのひねりとかキャラ立ちは確実に進歩している一方で、そもそものネタ出しが苦しくなってきてる印象が……。ギャグマンガ家って辛い仕事だなあ。ところで、見た目から考えるにエロボットとしての完成にかなり近づいているのだろうか……。
「HUNTER×HUNTER」ハンターズガイド番外編
キメラアント編に限ってもちゃんと収拾がつくのかと不安になる伏線が色々あるが（王宮での決戦になったらヂートゥの出る幕無さげだとか、そういや台詞にだけ出てきたヒリンてどうするんだとか、幻影旅団の出てきてないほうのメンバーの再登場はあるのかとか）、何より名前すら出てこないクラピカとレオリオが不憫でならない。あ、それと先週書き忘れてたけど「パームは既に殺されていて、ネフェルピトーの人形としてゴンの前に登場」という展開を予想しときます。
「タカヤ ―閃武学園激闘伝―」
順調に掲載位置が落ちてきたなと思ったら、唐突に予告での扱いが向上＆増ページ。このタイミングでということは、まさかアイドル対決が受けたのか……!? まぁいずれにせよ「ポルタ」をより速やかに終了させる存在になるのなら、今だけでも「タカヤ」を応援する。
