三島大通り商店街まつり

せっかくの三連休なので遠方へ足をのばした。2日夜に夜行快速の「ムーンライトながら91号」で品川を発ち、三重県北勢町阿下喜、大安町丹生川、四日市市富田、四日市立博物館、松阪城址美杉村と巡って大坂の天王寺で一泊。4日は大阪市住之江区安立町を散策して住吉大社浪速区恵美須、三重県に戻って桑名。その後、愛知県豊橋市で一泊。豊橋はただ泊まっただけで、5日は静岡県三島市、そして帰宅。
……書き出してみると無茶なスケジュールではある。旅行について真面目な話あれこれは「明日は昨日の為にある」においおい書くとして(つーかもう、更新してもしなくても1日のアクセス数が大差無くて泣きそう)、こちらではダメっぽい話をひとつ。今日、三島市へ行った目的はこれ。

http://www.syoutengai.or.jp/melma/vol23.html
■中央町商店会(静岡県三島市)と静岡デザイン専門学校の連携
 水と緑のまち三島市中央町商店会は、「三嶋大社」に隣接し、昭和5年の北伊豆地震後に建てられた装飾付きの商店建築様式「看板建築」(木造商店の前面をモルタルや板金で装飾した建物)の残る歴史のある商店街です。
 春の「三島大通り商店街まつり」に合わせ学生が「昭和初期」をデザインテーマに、5店舗のショーウィンドウ装飾を行うとともに、昭和初期の衣装姿で店舗紹介やミニファッションショーを開催しました。

これは去年の記事だが今年も同じような感じで開催。で、そのファッションショーなのだが「昭和初期の衣装なら、まずは髪を黒に染めなおしてこいやっ!!」くらいしか感想が無い(苦笑)。いや、昭和初期はあくまでモチーフであり、現代の感覚……それこそ髪の色とか……に合ったファッションを提案するというなら、まぁいいのだけれど、はっきりいって「ただ古い服を着てるだけ」でねえ。
個人的に一番の注目点は、スタッフのひとりであろう、モデルたちと同様に古い和服を着ていたギャラリーの娘。そんな服を着ながらも地べたに座り込む様は眉をひそめたくなる「今どきの若者」の姿なのだが、その座り方がビシッとした正座だったのだ。背筋を伸ばして、軽く握った手をひざの上に乗せて。だらしないんだかしっかりしてるんだか、その佇まいがたまらなく素敵だった。