JR東日本の新型新幹線

【時速360キロの新幹線、6月走行試験 JR東日本】(共同・05.3.9)

JR東日本は9日、時速360キロで運転する新幹線の試験車を6月に完成させ、テスト走行を開始すると発表した。

目玉のひとつはエアブレーキの装備!

地震などで緊急停車する場合に備え、空気抵抗で減速する装置を新幹線で初めて設置。半円形アルミ板(約0・7平方メートル、厚さ10センチ)計14基が屋根上に羽のように広がる。急ブレーキをかけた際、360キロ走行でも4キロの距離で完全停止させる。

この共同通信発の記事は妙にノリノリでスペックも細かく、「羽のように広がる」はいくらなんでも美化しすぎだろと思いつつ、その姿がいろいろと想像できてニヤニヤしてしまう。最終最後の非常ブレーキだから展示会等でないと展開状態は拝めないのだろうが、そのレアさ加減にも萌える。
それにしてもものは書きようで「360キロ走行でも4キロの距離で完全停止させる」というと「すげえぜ!」と思いますが、「停止距離が約500メートル短くできるという」(朝日)では「それってすごいの?」ですな(当然ながらエアブレーキだけで止まるわけではないので、朝日の書き方のほうが誤解が無い)。