/機動戦士ガンダムAGE#16

それにしてもスペースコロニーの地理とか構造とか何だと思ってるんだこれのスタッフは。

今回からアセム編。今後、感想は省力化のため、誉められるとこしか書かないことにする。
・オヤジフリット井上和彦。ナレーターだったのはこういうことか。
・そのフリット、ヴェイガンに対する復讐の念に取り付かれた、狭量で好感の持てない人物に育ってるのが面白い。(ここから還元的に考えると、第一期はやっぱり「救世主たらんとしていたが・ユリンの復讐に取り付かれてしまったフリット」と「元より復讐のために生き・それを成就して満ち足りるグルーデック」との対比をもっと明確に見せるべきだったよなあ)。
井上和彦なんだからあれだ、ヴェイガンに突っかかっては敗退し、最後はやっぱり「ヴェイガン、お前は俺の…!」であっさり死亡してほしい。
・イケメンでミステリアスな転校生が敵のスパイというベタな展開。「お前を…殺す」とは言いませんでした。エンディングを見る限り、その設定を学園ものシチュで引っ張るようなので、そういうものとして面白くなるかも、とちょっと期待。
本当に馬小屋に隠してあるガンダム馬小屋が壊れることを心配するアセム、ちゃんと開くようにできている屋根。どうあれ、起動シーンとしてまずまずの見せ場でした。

スイートプリキュア最終回

「結局、ハミィが主役なのか?」てな感じの最終回でした。 丸々1話後日談なのはいいとして、なんでここまでハミィに重点を置いているの? と疑問です。
その中で、エレンの台詞。
「おっちょこちょいで、天然ボケの子猫ちゃんだけど」
ってお前が言うなやセイレーン。 言ってることの中身はともかく、子猫ちゃん呼ばわりは違和感があるよなぁ。

予想されていたことですが、最後にピーちゃんの帰還を待つ、というのが思った以上に効果的でした。ありがちなパターンだと、「悪しき心が浄化されたから受け入れよう」or「罪を憎んで人を憎まずの精神で許そう」てな感じの締めになるところが、きちんとノイズとして認めて受け入れる、という。前回の問題提議を受けての答として、きれいにまとまっていたんじゃないでしょうか。
……いやまー、そこでノイズを囲んでみんな幸福そうにしている(ノイズまで涙流して喜んでいる)ことに矛盾を感じないわけではないんですけどね。

ラストで惜しかったのがBGM。響のピアノ演奏で締めるなら、ピアノソロバージョンにして欲しかった。響の物語としてはピアノは核だったんだし、BGMの新録程度は贅沢でも無いと思うんだがな。