バンブーブレード#14

ミヤミヤの下半身にすがりつきながら「お願い、入れてっ! 入れてぇっ!」と懇願する東がエロい……といいたいところだが、チトあざと過ぎ。次回は次回で、アニメオリジナル編に入った途端に銭湯だとか、うーむ、うーむ、うーむ。あかほりさとるがメインストリームだった時代じゃあるまいに、と思ってしまう。ヒロインたちの「ごく普通の所作」を、フェティッシュに覗き見視点で描写することに注力している作品なんだし、あんまり露骨な台詞やシチュは避けたほうがいいと思うのだが。

閑話休題、この回だけみると前半と後半で話がブツ切れなのはちょっと気になるところ。前半でついに5人がそろい、後半は軽く時間稼ぎ…もとい回想を交えたうえで、新展開への導入となってますから、シリーズ前後半の節目という位置付けの回なのでしょうけど。たまちゃんが東の入部のために何もしないのがなぁ。稽古のときに「この人、強い」と実力を認めていたんだから、積極的に動かないまでも何かひと言二言くらいは欲しかった。

どうでもいいけどメガドラ(=メガドライブ)はいいとして、デュオって何だろうね。いや当然PCエンジンDUOのことだろうけど、普通はPCエンジンて言うよな。そういえば今回、PSPっぽいゲーム機が登場したけど、こっそり90年代っぽい原作と違ってちゃんと現代ということか。

週刊少年サンデー#6

絶対可憐チルドレン
本格連載前に受けていた冷遇を思えば「ついにここまで」の感はあるけれど(そういや「絶望先生」も第2期ですね)、今どきTVアニメ化くらいではさしたるビッグニュースでもない。何より肝心なのはキー局と放送枠なのに、それが未発表ではなあ。『結界師』の後の深夜枠だとかなりションボリだが、まぁ2作続いたサンデー枠の維持という点から考えて『ハヤテのごとく!』の後が順当だろう(でも、だったらこの第一報で発表してもいいはず…)。商品展開はリミッターのなりきり玩具、そして「甲殻王者カニキング」!?

金剛番長
トビラページのアオリ文句に吹いた。

ギッタギッタにしてやろう。ちょっと覚悟してやがれ!!

どこのボーカロイドだお前は。知らない人が読むとベタなアオリ文句にしか見えないのが巧い…ってそれじゃ流行りものを取り入れた意味が無いよ(笑)
めくって本編1ページ目のアオリ文句も異様なノリ。

ついに発覚した「奇跡」の偽装問題!! ウソ、大袈裟、紛らわしい、そんな念仏番長を鉄拳制裁だ!!

「大げさ」が「大袈裟」と漢字表記なのは念仏番長だからか。掛けているわけですな、袈裟だけに!!
そして最後のページ、

次回は描きおろし巻頭付録『倒せ!! 怪奇銀はがし番長!!』+本編でも新番長登場!!

……。なんだかそう遠くない将来本当に「君が考えた『番長』大募集!」をやりそうだ。

ダレン・シャン
前章は正直今ひとつだったが(全てが終わった後の「実は大王を倒す一つ目のチャンスでした」というサプライズのためなんだろうけど……それで盛り上がりに欠いては、まさに本末転倒)、当人たちの知らない間の転入届というミステリアスな導入(「今はMr.タイニーが黒幕って事にしておこう…」と言うからにはまた別の人が黒幕なのだろうが、他に誰も思い当たらない……)、そして久々に人間の日常に近い舞台と、新章はなかなか面白そう。