(承前) 翻って現代を見よう。帰属すべき国家、その支柱となるものを失った時代だ。自分自身と「国家」とを、「世間」や「地域」といった中間項を挟まずに連結してしまう、いびつで危うい愛国心が珍しいものではなくなった。その危うさから国家を、そして我々…
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