「侵略!イカ娘」
センターカラー。でもなんというかデジャヴな絵。
- 作者: 安部真弘
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/12/08
- メディア: コミック
- クリック: 158回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
本編、イカダヨーさんとでも呼ぶべき着ぐるみイカ娘はこれはこれでアリな気がする。オチも予想の範疇だけどニセイカボディとも組み合わせもこれはこれでアリな気がする。
ただ、イカ娘というと本編のオチが弱いのをカバーできるほどハシラが良く書けている、というイメージがあったんだけど、今回のセンスはかなり酷い。担当が替わったんだろうか。
「錻力のアーチスト」
キャラ立てと台詞回しと描写が過剰なのに、プレーと試合運びはふつうに高校野球なのがこのマンガの面白さだなぁと改めて思った。
満塁でも4番は敬遠、とかマァ別にあり得ない選択でもないけど、安保のキャラを巧く使って左薙の心理を掘り下げている。中継プレイが下手というのも普通に低レベルな野球部だけど、そこでわざわざ「だから省いてバックホーム!!」と台詞で言わせるのもセンスだな。
「バチバチBURST」
やっぱり、というか「意外な決着」の使いどころを間違ったよな。これで相手が偽ジャイアンでなく天雷だったら「どっちが勝つんだろう? 実力差も気になるが双方ケガを抱えているのがカギかもな〜」でワクワクできたのに。
「聖闘士星矢 冥王神話」
何だかんだで「聖闘士星矢」屈指の面白カッコいいキャラになったデストールさん。そしていつもの如く次元を超えて歩いて帰ってくる一輝兄さん。ワンパターンを超えてギャグを超えて様式美の域に達している。
「777(スリーセブン)」
次号、衝撃最終回!! って衝撃過ぎるわ! 確かにイマイチ人気が振るわない感じだし、このところまとめに入っている展開ではあったけど、まさかこうもいきなり終わるとは思っていなかった。何か事情があるのではと勘繰ってしまう。
何かしら事情があるのかそれとも単なる不人気か、どちらにしても「ガキ教室」と2作品続いての打ち切りで、たぶん次の連載はもう「週刊少年チャンピオン」ではないのではなかろうか。