そくおん!

電力供給の問題は未解決のまま、常にも増して寒い冬なのに、電力需給逼迫がニュースにならないのは日本人の飽きやすさ……ではなく、元よりさして問題でなかったのを電力会社やマスコミが大仰に煽っていた……のでもなく、節電が今や一般的な意識となったためだろう。たぶん。
どうあれテメエの不始末を利用者に転嫁する犯罪組織のせいで電気料金も値上がりしたし(今の日本こそ「アクメツ」が必要だと思うのだがどうか)、少しばかり節電を意識して、我が家も暖房機器を見直してみた。従来はハロゲンヒーター(電気ストーブ)を使っていたのだが、こいつときたら最大1000W、最小でも500Wもの電力を消費する大飯喰らいなので、足温器とあんかとひざ掛けを購入。これが望外の大ヒットだった。足温器は4849円で電力は22W、あんかはたったの1580円で21W。本来は湯たんぽのように就寝時に足元を温めるものだが、ひざの上に乗せて使っている。このふたつだけ、21+22Wで効率的に温まるからストーブは無用になった。というかデスクに向かっている間はストーブよりもよほど心地よい。
ただ、ちょっとトイレになどと席をたつと途端に身にしみるほどの寒さを感じる。まぁ部屋を温めていないのだから当然だが、逆に言うと、室温の低さを感じさせないほど足温器+あんかは温かく感じられる、ということだろう。