スバルBRZ

BRZを「B★RZ」と書くと「ブラック★ロックジューター」の略に見え、「BR-Z」と書くとホンダ「CR-Z」の上位車種かと思う。
いやまぁ、先日新宿のスバルビルで実車見てついでにカタログもらって来たけど、なんかこうワイドアンドローというプロポーションをとても古臭く感じてしまった。それと、まず予想していたサイズではあるけれど、それにしてもちょっとデカイ。他社で悪いがシルビアで言うと「可愛いS13かと思った? 残念、S14ちゃんでしたー!」くらいのサイズ感(10〜12話を観た後で、初めて1話から観るというのも面白いです「まど☆マギ」)。

スバルBRZにもトヨタ86にもさほどの悪感情は抱いていなかったけれど、それでもこれのアマゾンレビューを読んだらイラッときてしまった。
「開発費を折半」ってなぁ……。トヨタAE86(レビン・トレノ)のイメージで売り出せる一方、スバルのシンボルたるAWDにはできない設計を押し付けたトヨタの都合最優先の車なんだし、そもそも販売力が文字どおりケタ違いなんだから、トヨタの負担割合を大にするのがスジじゃないの?
そうした「トヨタのスバル蹂躙記念車」であるところのBRZが、スバルの伝統である軽自動車と入れ替わるように生産ラインに乗っている光景なんて、屈辱以外の何だというのか。
まぁね、車の成り立ちや軽自動車の生産中止は仕方ないと思うよ。だけどさ、そうした内容の記事を「1+1=3となるコラボ」なんてタイトルで好意的に評価されると、さすがに苛立ちを抑えられない。
仮に「1+1=3となるコラボ」を是としたとして、3を2車種に割っているのだからBRZ単体なら良くて1.5。会社規模や販売力まで勘案したら、トヨタ86:スバルBRZは2:1で、やっぱり得をしているのはトヨタだけだ。