日曜日に観たもの

諸事情で休日の予定が色々と変わったので、今さらしょぼしょぼと感想を書いてみる。ラス前2本、中盤1本、始まったばかりのが1本とうまい感じにばらけたな。このほかフレプリとハガレン、ザ☆も視聴。
 
ヤッターマン 前回からの続きなので、冒頭からいきなり戦闘シーン。♪あーかいかーめんにもーえあがる〜 とBGMの「ヤッターキング 2009夏!アニメ」も熱く、別の番組かと思うほど派手でスピーディーなロボットアニメ調のバトル!! 
……なのだが、襲ってくるのは電源コードだったり巨大な「便器」の二文字だったりするのがシュール過ぎる(笑)。

敵メカが四つん這いになっての「御虎子形態」の読み仮名が「おまるモード」ではなく「オーマルモード」なのは、マキナミさんが乗ってたアレの「ビーストモード」のパロなんだろうな〜と思っていたら爆風の形がまんまアレだったり。それでも最後はやっぱりドクロ形のキノコ雲でした。

ドロンボー一味の内輪もめのシーンはいささかダレ気味でしたが、ドクロべエこそが今の自分たちの原点、と復活を果たすあたりは、クライマックスへの段取りとしてなかなかいい感じです。

「大河原ちゃん? ボヤちゃんですけど」とボヤッキーの気安い電話一本で大河原邦男登場! 背景はゼンダライオン(ゼンダマン)にカブトゼミ(イタダキマン)、ゼンダビーバー(ゼンダマン)、トッキュウマンモス(イッパツマン)、またカブトゼミ、ゴーダム(ゴワッパー5)、大馬神(ヤットデタマン)、逆転王(イッパツマン)そして新旧ヤッターキングのツーショット!! ……あれ? タイムボカンは? オタスケマンからはこの後、オタスケサンデー号が登場するから、何故かタイムボカンだけ無視されてます(え、お前もひとつ忘れてる、だって?)。

邦男が最初に送信してきた一枚目、「白くて角の生えてるロボット」のデザイン画は「あの有名な国民的人気ロボット」として、その後のは自主規制が強過ぎで見返すまで何だかわからなかった。小原乃梨子が「やだ〜ド○○○も〜ん」、たてかべ和也が「待て、の○太ー!」ってそういうネタか!! 大河原ちゃん関係無ぇ!! ていうか大胆過ぎる(笑)。最後だからってやりたい放題だな。

三悪がテーマソングをBGMにしてメカを組み立てるのはまさしく往年のノリでこれは嬉しい。映画でもあったけど、ちょっと違った感じだったんだよね。しかもこのBGM、「天才ドロンボー」じゃなくて30周年のときのだよ。うわー。♪大人になればおとなしくなる そんな大人にならないでキュッキュッ ……なんかすみません色々と。

キセルをふかしそうになったドロンジョ様が、カメラに気づいて慌ててペロペロキャンディに持ち変える、ってのも皮肉が効いてるというか大胆というか、最後だからってやりたい放題だ。

ドクボンがヤッターキングはおろかドロンボー一味にも追いつかれてしまうのは「どんだけ遅いんだネイトン!?」っていうか明らかに時間が歪んでいるのだが、まぁ絵コンテを見てドクボンの行き先を特定しちゃうドロンボー一味には、時間を巻き戻すくらい楽勝なのでしょう。

ドロンボーメカがヤッターキングの相手をしている間に(それにしても、急ごしらえのプラモデルでしかも無人なのに、キングと真っ向から渡り合える最強メカでいいのだろうか・苦笑)、ドロンボー一味はドクボンからドクロリングを奪回。そしてついにドクロベエ復活!? といったところで以下次回。全然期待してなかったのが思いがけず盛り上がってきて得した気分。
 
侍戦隊シンケンジャー スジマロの一派は人間同士殺し合わせるのが好きなのか。だったら中東にでも行けば…ゲフンゲフン。提灯の光に照らされて操り糸が見える、というあたりは、ダイゴヨウを単なるにぎやかしにしない、さりげない活躍の場が設けられていて好印象。
 
仮面ライダーW 某量販店のオモチャ売場でベルトをいじってみた。なるほど、ガイアメモリは炎神ソウルの発展形か(メモリのほうにライト&サウンドギミックが搭載されていて、ベルトのほうは事実上ただのホルダー)。大ヒット玩具のノウハウを踏まえつつ、全く目先の違った商品を世に出してくるあたりがバンダイ&東映の強みだよなと今さらながらに感心する。そこらへんがわからない限り、タカトミは永遠に二番手のままだろうね(大きなお世話)。

番組のほうはお金のガイアメモリがアリなのが意外というか、何でもアリなのかという感じ。自然現象でも自然物でも無く、人工物ですら無く、お金ってのはいわば「社会システム」なのに。ただ、基本コンセプトに縛られ過ぎなのが近年の戦隊・ライダー怪人の傾向だったから、この自由度の高さにはかえって期待できる。「お金」がアリなら「受験」や「就職活動」のガイアメモリだってあり得るよなー。
 
『カードライバー翔』 ラスボスの如き雰囲気だったQBが未決着のまま強制退場、そして何事も無かったかのように州大会再開、という展開が凄過ぎる。このまま最終回が「やったー優勝だー!! よーし次は全国大会だ!!」でおしまい、QBにもゴールドタイタン族にも出番が無かったら伝説だな。それなりの事情もあろうが、この番組は一体一年間なにをやっていたんだかと思うぞ。

それにしても、「(ポプラ社は)ますます動向が気になる出版社となりました」などと書いた(1月20日付エントリ)後に一年も保たずに「ブンブン」休刊とは…。最終号は買ってみたけどあんまり読むとこ無いです(当たり前)。「子供はうんことちんちんが大好きなんだなー」と再確認できたことは収穫。もっともそれは全く逆で、うんちんにこだわり過ぎたことがブンブンの敗因なのかもしれない。