ホットほっとロディマス

って何かコンビニの新商品みたいだな。トランスフォーマー 変形! ヘンケイ! トランスフォーマー C-05 ホットロディマス(以下ヘケヘケ版)を、ようやくご紹介。今さらなのでG1版とのツーショットにしてみた(だからホットほっとロディマス)。

左はいま見ても十分にカッコイイG1版。ハズブロ主導でデザイン・設計されたロディマスコンボイが少々アレな商品だったため、タカラのスタッフは相当がんばってこのホットロディマスを作りあげたそうな。近年何度か復刻されているので、比較的入手しやすいと思う。TFコレクションのターゲットマスター版なんかは各所で長いこと売れ残ってたし。

でもって右が本題のヘケヘケ版。G1版のカッコよさをさらに伸ばした好アレンジ。水陸両用車みたいに反り上がっていたノーズシルエットが改善されたり、車幅が拡げられたりで地を這うようなフォルムに。垂直に切り立っていたサイドウインドウは屋根に向かってラウンドする形になり、ドアのモールドが追加されたことなどから、現実のコンセプトカーにもありそうな姿となっている(無闇にデカいリアウィングはいかにもドリームカーだが)。


ロボモードのほうは、なんか色々と大違い(苦笑)。G1版も、同時期のTFと比べるとかなりちゃんとしたプロポーションなんだけど、さすがに今の目ではツライ。ヘケヘケ版はちょっとスマート過ぎる気がするが、カッコいいんだから文句をつけるこたぁ無いよね。関節の可動範囲はあまり広くはないが、動かしていて不満が出るほどではない。


変形プロセスは、G1版は単純だがそれ故にカッチリした動作感があり、なんというか、プリミティブな変形の楽しみが味わえる。ボンネットに露出したエンジンがひっくり返って頭部になるなど、変形プロセス自体がデザインとなっているあたりが美しい。
対してヘケヘケ版はさすがに複雑。ストレスを感じるほどではないが、肩のスライドなどちょっと動かしにくいところもチラホラ。


変形途中の背中。右のヘケヘケ版は「これでもいいんじゃね?」と思うのだが…。


ウイングをひっくり返したうえで基部を180度回転させて完成。これは左のG1版に捧げるオマージュなのかも?


臥龍が目覚めるときだ…。ガンドール発動!」ととりあえず声優ネタ。ウチにはマジンガーZは無いんだ…。