- 作者: 熊倉隆敏
- 出版社/メーカー: 講談社
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ただ、これまでの静流絡みの登場人物が出にくくなるのはちょっと惜しい気がするなぁ。4巻の佐保さんのその後とか、すごく気がかりなんですが。
6巻収録のなかでは最後の「オモカゲ」の回が秀逸で、もう途中で結末がわかっちゃう定型的な話なんだけど、それでも涙腺が刺激されてしまう。
静流が家を離れるのは、きっと物語が完結するときだろうと思っていたのですが、こうなると完結はおじいちゃんが亡くなるときなのだろうか……。お母さんが別居という問題も事実上解消されてるし。
- 作者: 田丸浩史
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途中まではちゃんと話の底流にあった「カズフサの成長」を、6巻あたりから完全に放り出してますが、この7巻でも放りっぱなしです。それでも「まぁ連載終了となれば、庵子といい感じになったところで『完』だろう」と思っていたのですが……。「ますます選択肢の狭まるカズフサさん」って、作者にとっての選択肢も狭まってますよ? いやマジでどう終わらせるつもりなんだろう。